概要
今回は50mを撃つ為のカスタム、リアルショックバージョン編です。
現時点で、このカスタムで50m先に接地した直径32センチのフライパンに30発撃って16発(当たりが微妙なのを含めれば17発)当たりました。
ただ、条件は選びました。
ストックを三脚にレストして手ブレが殆ど無い状態で撃った事、
風力アプリを見て、なるべく風が弱まる時間帯を狙って撃った事、です。
その様子を動画にしてYouTubeにアップしました。YouTube動画はこちら↓
この時の風力が確か、そのアプリの表示で2m/s位だったと思います。
windyというアプリです。
これを見ると明日の13時の気温15度、風速が0.7m/sなので屋外シューティング日和ですね。
因みにこれはシューティングした日のデータではありません。
更に数時間撃ち続けてやっと出た記録なので半分マグレみたいなもんだし。
また、地形によって風の流れ方も変わると思うので、あくまで参考程度に考えて下さい。
このリアルショックバージョンは、まだ買って間もなく、各部が新品に近い状態だと思います。
カスタム内容は主に気密とホップの強化です。今回はシリンダーの封印解除は行いません。シリンダー未開封でも強ホップに対応できるのは重量シリンダーの長所だと思います。
当初はブログ記事にする予定が無かったので写真が少なめです。詳しく解説して欲しい項目があればリクエスト下さい。写真付きの追加記事を書きます。
では加工内容について。
インナーバレル清掃
インナーバレルはクリームクレンザーで汚れを落としシリコンスプレーで滑り易くして、何度もしつこくカラ拭きします。
しつこい程のカラ拭きがミソです。最小限の油膜を均等に残す為です。
インナーバレルの掃除方法は、薬剤を使う方法もありますが、多少のお金がかかるので今回はやりませんでした。その方法はGスペック編で紹介します。
後日追記:最新の検証ではSR96-11Sで試しました。この集弾性能が薬剤の効果なのか?は、まだ分かりませんが、使う薬剤、やり方も含めてこちらに記載しました↓
ホップパッキン
次にホップパッキンの加工です。
まず、ホップパッキンの横に付いてる突起を短く切ります。
前側(弾が出て行く側)は残して後ろ側(シリンダーのノズルが刺さる側)を5ミリ程度切り落として、パッキンを後ろ側から見た時にだいたい丸くなるようにします。
前半分の残した部分はそのまま組み付け時の位置合わせに使用します。
この加工ではタミヤのデザインナイフを使いました。↓
ホップパッキンの脱脂
ここまで出来たら、一旦パッキンを洗浄します。
別記事に詳しく書きますが、長距離を飛ばす為に重要なのは、如何に重い弾を撃てるか?です。
となるとホップパッキンの摩擦力の強さは重要です。
なので油脂分を少しでも除去します。
何で洗うか?
ゴムを侵してはならないので候補は
1.バイクのチェーンクリーナー
2.パーツクリーナーの溶剤無しタイプ
3.中性洗剤、食器洗剤
4.石鹸
5.エタノール
こんな感じでしょうか。
1と2は、あくまで汚れを落とす物であって脱脂をする物ではありません。
指に付けてみて下さい。
良く拭いても少しヌルヌルするでしょ。
3と4は迷いましたが、実際に両者で手を洗ってみて、洗った直後の指先がどれだけキュッキュッするか?
を試してみました。
ウチにあった物の場合だと普通の石鹸の方がキュッキュッとしました。
5ですが、油脂分を溶かす効果はありそうですが、落とす訳じゃないようで、キュッキュッ感では石鹸の方が上でした。
という訳で石鹸でパッキンを洗いますが、パッキンの内側を特に洗いたい訳です。
なので・・
石鹸を沢山付けてパッキンをアワアワにします。
次に手に付いてる石鹸だけを水で流して、その手でパッキンをグリグリと押し潰すように内側同士を擦り合わせます。
最初はヌルヌルして滑りますが、手だけ洗ってグリグリを繰り返します。
何度か繰り返すとパッキンの外側の石鹸は落ちて、内側の石鹸が残ります。
この状態で内側は石鹸で擦られて油脂分が落ちますが、ゴム同士が直接擦れてる訳じゃないので傷は付きません。
繰り返してる内にグリグリした時の感触が、ヌルヌルからキュッキュッに変わります。
ここでパッキンを水で洗います。
すると、さっきみたいに潰して内側同士を擦った時、動かし難い程の摩擦力になったのが分かると思います。
これでゴムの摩擦力を最大限に発揮出来ます。
ホップパッキンの気密向上とホップ強化
次にホップパッキンの気密向上と嵩上げです。
用意するのはセロテープ、ビニールテープの半透明タイプ、シールテープです。
シールテープは気密向上の為に使います。
幅広タイプは使い難いので細いタイプの物が良いと思います。↓
まずはビニールテープを小さく切ります。
大きさは3×3ミリの奴を2つ使います。
追記:3×3を貼ってしばらく使ってみたら、だんだんとズレて位置が変わってしまったので、3×3を2つ貼るのは止めて、5×10mmに切ったテープを一枚貼りました。大きいので位置決めしやすく、今の所、ズレも無いようです。
だんだんズレて来た3×3mmのビニテ
3×3は剥がして5×10mmを1枚貼りました。
チャンバーに組み付けて
ホップ最強で一晩寝かせたら完成です。
それをホップパッキンのホップレバーと当たる所に貼ります。
レバーの突起が当たった痕が2箇所、少し凹んでると思います。
新品パッキンの場合は痕を付ける為に組み込んでホップをかけて一晩置きましょう。
その凹み痕にビニールテープを貼るんですが、半透明タイプだと、
どのくらい密着してるか?
正確な位置に貼れてるか?
が見えるので貼り易いと思います。
私のリアルショックの場合だと、ゼロホップでの弾ポロは無くなり、0.28g弾なら45m辺りから捲れ上がる程のホップが掛けられるようになり、0.3g弾の場合で、緩い落下弾道になりました。
0.28でホップを弱めればほぼストレートに飛んで気持ち良いし、0.3で緩い落下弾道だと弾が横ブレし難く当て易いので、自己ベスト更新が狙えました。
個体差もあると思うので参考程度に。
追記1:ビニールテープを貼って組み付けた後、ホップ調整を最強にして一晩置きましょう。テープが程良く馴染んで強ホップ時の弾速が上がります。
追記2:ビニールテープは耐久性に問題がある事が分かりました。しばらくするとズレてベトベトになります。今はホップアームにアルミテープを貼る方法を採用しています。こちらの記事をご覧下さい。↓
ホップパッキンにセロテープ
次にホップパッキンの後ろ側(シリンダー側)にセロテープを貼ります。
最初にパッキンの横の突起を5ミリ切りましたが、そこにセロテープを貼ります。
先に汚れを落とす為に、グルっと一周、セロテープを巻き付けて、汚れをセロテープに吸着させて、そのセロテープは捨てます。
これを2〜3回やるとセロテープの付きが良くなります。
次にセロテープを幅5ミリ、長さはパッキンの周囲を一周できる程度にカットします。
それを軽く引っ張りながら一周に渡り貼り付けるんですが、先程のセロテープのカットは貼った後にやっても良いです。
刃先が曲がってるハサミがあれば、この方がやり易いでしょう。やり易い方で構いません。失敗しても所詮セロテープですから。
接着面に手の脂を付けないように注意して下さい。
インナーバレルにパッキン組み付け
次にホップパッキンをインナーバレルに装着します。
ここでシールテープを使います。
パッキンの前側がバレルに装着される位置に、まずパッキンを付ける前にバレルにシールテープを1周させます。
引っ張りながら貼って下さい。
2周はしない方が良いです。分厚くなり過ぎます。
シールテープは強く引っ張れば切れますが、ハサミで切った方が綺麗に切れます。
その上からパッキンを装着して、今度はパッキンとバレルの隙間を埋めるイメージでパッキンとバレルの上からシールテープを1周巻きます。
これで気密がかなり向上します。
ここまで来たら一旦組み上げて、弾速計で初速を確認しましょう。
出来れば複数の重さの弾を用意してホップを変えながら何度も確認しましょう。
特にリアルショックの場合、重いピストンの慣性力が高圧縮を生み出すので、個体によっては、これだけで初速オーバーする事があるかもしれません。
初速の落とし方
まずセロテープを剥がして再確認します。
これでダメならシールテープも剥がすしか無いんですが、シールテープの特に外側のヤツは気密以外にもパッキンの保持の役割もあります。
弾を装填する時、最後にボルトハンドルを回しますよね。この時パッキンは弾とノズルに押されながら回転方向の力を受けます。
ボルトを引く時も今度はノズルの接触面からのみ、回転方向の摩擦力を受けます。
バレルとパッキンがしっかり固定されてないと何度もコッキングする間にパッキンの水平方向の取り付け角度が狂って来るんじゃないかと思うんですが、どうなんでしょう?
また、VSR-10チューンの定番のアウターバレル1mm削りをしている場合も注意が必要です。
ここからはYouTubeでGスペック50mシューティングの有名人、北海道のJPsika hunterさんの動画にヒントを得て、ノーマルパッキンの場合はどうなるか?を自分なりに検証してみました。
JPsikahunterさん
(以下、鹿先生と略します。実銃で鹿猟をされているお医者さんなので。実銃やエアガンの動画も沢山あり、見てるだけで面白いですよ)
鹿先生の場合はメイプルリーフのパッキンを使用されていました。
メイプルリーフの場合は、セロテープを貼らなくても、最初から気密向上の為の金属の輪っかが付属しています。
鹿先生は途中から、その輪っかを外したようです。
理由は、アウターバレルを1回転、つまり1mm深くネジ込んであるから、ノズル先端の段差の部分がパッキンの後端に当たりパッキンが変形してしまう、という事のようです。
だからと言って、アウターバレルを1mm戻してノーマル状態に戻すとどうなるか?
Gスペ用ボルトハンドルの問題点
ここからは私の検証です。
Gスペックの場合、プロスナやリアルショックとはボルト後部のハンドルが異なります。
このGスペハンドル、操作しやすいのは長所なんですが、見た目以外の短所として気密が下がります。
個体差もあるでしょうが、コッキングしてハンドルをちゃんと下げても、前後に少しガタガタします。
リアルショックのハンドルでは、このガタガタはありませんでした。
Gスペとリアルショックを比べてみました。
マガジンを抜き、空撃ちして、マズルを指で押さえて蓋をして、
マガジン挿入口から機関部を覗きながらコッキングして、空撃ちした時、明らかにGスペックは圧縮圧に負けてノズルが後退しました。
リアルショックの場合、ノーマルだと少し後退しますが、Gスペの後退量に比べたら微量です。
試しに、このガタガタが無くなるようにボルト後端を強めに指で押しながら初速計測してみると、特に実圧縮比が上がる強ホップ時に、あからさまに初速が上がりました。
しっかり強めに抑えた時なんて、初速にして10m/s以上も!
(親指で抑えました。リアルショックにGスペ用ボルトハンドルを付けた状態です。)
強いスプリングのGスペックだからこその安全対策でしょうか?
それとも改造対策として、あえて遊びを作ったんでしょうか?
やってくれますね、マルイさん。これじゃ、気付かずに気密が抜けちゃってる人も多いでしょうね。
そして高レートの社外スプリング等を入れても本来のパワーは出ずにシアーに負担がかかり曲がり易くなるだけなので、改造は止めましょう、というマルイさんの御厚意?と言う事でしょう。
根本的な解決策は、この遊びを無くすしかありません。
今、組み立て中のGスペではハンドルの前方に嵌める為のワッシャーを買ってきて削る等を試行錯誤中です。
上手く行ったら記事を書きます。
リアルショックでノーマルのハンドルを使う場合はその必要は無さそうです。
追記:上手くいきました。Gスペの記事に書きました。こちらへどうぞ↓
アウターバレルを削る時の注意点
アウターバレルのレシーバー側を削ります。
それと、VSR-10全般に関して。
アウターバレルを1mm削る際、削る量に注意しましょう。
削る目的は1回転深く締め込む事です。
初めてアウターバレルをレシーバーから外した時、上下の固定ビスを緩めただけなのに、レシーバーとアウターバレルの間に遊びがあってガタガタした時はビックリしました。
こんなんでいいの!?と思いました。
ここでヒントを得たのがtascoTitanさんのブログと動画でした。
VSR-10のチューニングを、ここまで手間暇かけて細かい所まで精密に仕上げている動画は初めて見ました。
究極の一丁が欲しいと思っている方は一見の価値ありです。
tascoTitanさんによると、アウターバレルを削る時は少しずつ削りながら、もう少しで1回転、という所で削るのを止めて、アウターバレルをギュッと締め込んで一晩置くそうです。
するとレシーバーとアウターバレルの間にある樹脂製のリングが馴染んで、ちょうど1回転した時に、ガッチリとガタガタせずに締まるようになるそうです。
これ、私は失敗したんですよ。
これを知らずにキッチリ1回転するまで削ったんです。
その時は良いんですが、一晩経ったら、ほんの少しだけどガタが出ていました。
それでも、ノーマルよりは命中率上がりましたけどね。
もし、一晩馴染ませる事を知ってたら、と思うと、アウターバレルをもう1本買っちゃおうかな?
なんて葛藤してます。
追記
上記の問題は、マルイでレシーバーリングをもうひとつ買ってきて、薄く削って嵌めてみたら解決しました。安い物なので予備を買い置きしても良いかも知れません。
インナーバレルに錘を付ける
また、これはみんなやってる事かも知れませんが、特に430mmの長いノーマルのインナーバレルを使う場合、発射時のショックで共振が起こると思います。
リアルショックの場合は特に。
厳密に言えば短いバレルでも共振する筈ですが、リアルショックで長いバレルだと影響も大きい筈です。
私の場合は対策としてインナーバレルの中央付近に太いタイプのビニールテープをグルグル巻きにして重量を稼いでみました。
単気筒バイクのハンドルバーエンドにウェイトを付けるのと同じ理屈です。
となるとビニールテープ程度の重量でどの程度効果があるかは疑問ですが、無いより良いような気がします。ここは改善の余地がありそうです。
ボルトハンドルの作動角度調整
また、リアルショックやプロスナの場合、ボルトハンドルの操作角度が大きいのでスコープを装着するとスコープに指が当たる事があります。
上記の理由と外見上の好みからGスペのボルトハンドルは付けたくないので、ノーマルハンドルの操作角度を変更しました。
これに関してはちょうど良いブログが見つけられなかったので、鹿先生同様にYouTubeで50mシューティング動画を上げておられるHS.Hunterさんの動画を参考にさせていただきました。
リアルショックは50mに向いてるんじゃないか?と思い始めたのはHS.Hunterさんの動画の影響でもあります。
リアルショックだけでなく、Gスペやプロスナも所持しておられるVSR-10スペシャリストの方です。
いろいろなホップパッキンで50mを撃つ等、VSR-10で遊ぶ上で興味深い動画がかなり多いのでお勧めです。
HS.Hunterさんの動画はこちらから。
加工の話ですが、加工というより、スペーサーを作って入れるだけです。
リアルショックとGスペではボルトハンドルの溝部分の形状の違いのみで操作角度が変更されています。
つまり、リアルショックの溝の中にGスペのような形状になるようなスペーサーを入れれば、Gスペと同じ操作角度になります。
用意する物は水道修理用の塩ビパイプ。
内径13mm外径18mmの物を買って来ました。
確か50円位だったと思います。
こんな感じのパイプです
内径と外径は多少なら誤差があっても大丈夫だと思います。
どうせ削るので。
塩ビなので削るのは簡単です。
私はプラモデル用の棒ヤスリを使いました。
このパイプを厚さ4mmに輪切りにします。
次に輪切りにした輪っかを弧型に切るんですがこれは、どの位に切るかは現物合わせです。
削り途中で仮組みしてみました。
こんな形のイメージで。
最終的にこの位の寸法になりました。
私のリアルショックの場合、セフティレバーを外してありますので、弧型の直線長(外周長ではなく)にしてだいたい6mm位まで削ったらハンドルがだいたい真横まで上げた位置で止まるようになり、スムーズにコッキング出来るようになりました。
ペーパーでバリ取りして溝の中に入れるだけで特に接着剤などは使いませんでしたが、今の所、操作感も良く快適に使えています。
ついでにボルトの最後尾に付いてる固定用の六角ボルトを脱脂してシールテープを巻いておきました。
このボルト、すぐ緩むんですよね。
ここまで書いた所でチャンバーとインナーバレルの事を書き忘れた事に気付きました。
と言ってもみんなやってる、アルミテープをホップレバーの左右に貼ってホップレバーが真っ直ぐ真ん中に下りて来るようにするだけですが。
これも色々な方が記事にしてるので、
要望があれば記事を書きます。
追記:Gスペの方で書きました。やり方はGスペもリアルショックも同じです。
あと、インナーバレルの先端ですが、先端はマズルキャップの切り欠き部分に嵌っています。
問題はその嵌り方です。
マズル部分のガタ
(セロテープを貼るのはインナーバレルの先端部分です。写真はGスペですがリアルショックもやり方は同じです)
マズルキャップとインナーバレルを本体から外して、先端部分だけを嵌め、指で揺らすと少しカタカタ鳴る位のクリアランス(悪く言えばガタ)があるんです。
これ、精密機械だったら設計ミスレベルです。
まぁ、だからオモチャなんでしょうけど。
せめてカタカタ鳴らない程度に固定したいもんです。
要はこのクリアランスを埋められれば何でも良いんですが、とりあえず、カズさんもやってたセロテープを巻いてみました。
Gスペの時は、ただ1周させるだけ(2周だと厚過ぎた)でクリアランスがほぼ無い(少しは残る)状態になったんですが、
リアルショックだと1周でも厚過ぎるみたいで、切り欠きに嵌りませんでした。
さてどうしよう。
セロテープの厚さは大体0.15mmです。(ウチにあったヤツの場合、マイクロゲージで測定)
アルミテープにしてアルミを押し潰して薄くするか?
どうせ押し潰すならセロテープのままの方が後で少し膨らんで密着するんじゃないか?
という訳でセロテープを貼った上から丸い棒を押し付けながら転がしてセロテープを潰していきます。
セロテープが少し伸びて1周より少し長くなってしまったのでちょっと切断。
ちょっと薄くなったと思うけど、まだ僅かに引っ掛かるので、マズルキャップ側にシリコンオイルを薄く塗りゆっくり入れると何とか入りました。
そのまま一晩待つと思った通り、キツキツになって軽く引っ張っても抜けないくらいになりました。(強めに引っ張れば抜けます)
あとがき
ここまでやれば、ノーマルの時よりは50mで当たるようになったと信じたいんですが、風力や気温がイコールコンディションでの検証が出来ないので、何となく当たるようになった気がする・・・という程度です。
銃の性能はロマンとして重要ですが、
風の少ない時間帯を調べたり、風を読んで狙点をずらしたりする事の方が影響が大きいような気がします。
自分でやってみるまでは、
ただ依託して撃つだけだろ?
と思っていました。
でも、見るとやるとじゃ大違いでした。
50mシューティングって、知識と経験を総動員して、当たる銃を作り、当たる弾を選び、風を読み、弾のドロップを読んで、どうすれば当たるのか思い悩む苦しみと楽しみ、そんなドMなスポーツだと思いました!
ただ、これ程、弾道が見える銃遊びも他に無いので、撃った弾がどんな飛び方をしてるのか?
見てるだけでも飽きません。
弾道を見る楽しさはBB弾ならではの楽しみ方ですね。
サバゲーフィールドでは使えないような重量弾を使う事もあるので、弾速の遅さも手伝って、弾が良く見えます。
上手く飛んだ弾がフライパンの中心に吸い込まれていき、カァ〜ンと甲高い音が響き渡った時の快感は病みつきになります。
快感に浸りながら撃ち続けて、気付くと7時間経っていた事もありました。
スピードシューティングやAPSのようなフィジカル寄りの射撃も楽しいし、私もやってますが、広々した大自然の中で何時間も弾道を見続ける経験則寄りの射撃も、全く違う世界で新鮮です。
APSを7時間やったら、目眩がして倒れるでしょうね。
自宅に50mレンジを作れる
ひきこもりハンターさん(YouTube)
が羨ましいです。
今後の予定として、やっぱり銃の性能は気になるので、そのうちシリンダーを開けてバリ取りはしたいと思っています。
ただノーマルシリンダーは強度に問題があるので重量ピストン好きとしては悩みどころです。
追記:VSR-10シリーズのノーマルシリンダーが抱える耐久性と精度の問題を改善しました。こちらへどうぞ↓
ホントは加速シリンダーを試したいんですが、それはいずれGスペでやる予定です。Gスペがスペシャル銃路線を突っ走っても、リアルショックはノーマルの猟銃感を残したいと思っています。
追記:加速シリンダー成功しました。下記のGスペのリンクへどうぞ。
それでは今回はこの辺で。
リアルショックの記事一覧はこちら
Gスペック加速シリンダー仕様の記事一覧はこちら
東京マルイVSR-10.リアルショックをAmazonで見てみる↓
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