実銃ゆずりの暴れるガスブロ!マルゼンVz61スコーピオンの紹介(マルイ・KSCとの比較あり)

サバゲー

概要

今回は2021年に中古で買った、マルゼンのガスブロサブマシンガン、スコーピオンの紹介です。

調べたところ、発表時期は2003年らしいので、実に18年後に買いました。途中、再生産もされていますが、箱にスコーピオンの印刷が入っているので、古いロットの物かも知れません。

18年の間に無数のレビュー記事が出ていますから、この記事では私が特に興味のある部分、命中精度と反動の強さ、に主眼を置いて紹介します。

中古なので、箱や説明書は多少色褪せていましたが、本体は作動不良もガス漏れも無い、程度の良い物を買えたと思います。

スコーピオンはマルイの電動も持ってるんですが、元々スコーピオンは好きなのでガスブロも気になっていました。

欲しかったガスブロサブマシンガン

この項では、この銃を買った理由を話します。興味ない方は、次の太字まで飛ばして下さい。

私は精密射撃も好きですが、フルオート射撃も好きです。

精密射撃は緊張感や達成感がありますが、フルオート射撃と言えば、もちろん・・・

か・い・か・ん・・・

です。

このテーマ曲を思い出すと、当時遊んでた、M16A1モデルガンの火薬臭を思い出します。

そんな世代のサブマシンガンのイメージと言えば・・・

峰不二子のウージィとか・・・

ターミネーターのウージィとか・・・私の印象深い映画ではウージィが大人気のようです^^;

ウージィも好きなんですが、入手し易いエアガンが少ないし、ウージィ兄弟の中では長男です。

小さくて凶暴なイメージが魅力なので、長男よりは次男のミニウージィ・・

さらに言えば三男のマイクロウージィの方が・・

要は、小っこくて無骨な形のサブマシンガンが好きなんです。

この手のサブマシンガンは、マウントレールが無く、オープンボルト(構造が簡単だが精度は低い)のサブマシンガンも多く、PDWなんて言葉もまだ無かった時代。

もちろん、こういう最新式の銃の方が性能も使い勝手も格段に優れています。

実銃の蠍業界(なんだ⁉︎そのヒネリの無いネーミング)では、スコーピオンEVO3辺りが近代化改修された今どきの銃です。

電動ガンがASGから発売されていますが、こちらも電子制御ユニットを搭載したりして、実銃同様、近代化改修されています。

マルイのスコーピオンMOD.Mは電子制御なんて付いてません。

インナーバレルを長くしたので初速は上がりましたが、中身は変わっておらず「ウィーンポン」と、哀愁漂う長閑なレスポンスも健在です。

ただ、「サバゲーで勝つ事」を優先するなら、Vz.61の弱点を低コストでそこそこ改修してきたMOD.Mは、サバゲーウェポンとして良い銃だと思います。

レスポンスの遅さは、バリケでクイックピークとかすると確かに気になりますが、それなら森でスローピークでもすればいいし。

古い銃大好きおじさんじゃなかったら、買ってたかも知れません。

おっと、今回はガスブロの話でしたね。いや、電動は電動で長所もありますからね。嫌いじゃないですよ。では、話を戻して。

据銃のし易さ、サイトの覗き易さ等の使い勝手は、エアガンでも実銃同様、最新式の方が断然優れているので、古い銃を使う場合、それなりのコツが必要です。(後述します)

最近はアニメに登場する事も多いスコーピオンですが、

実銃は鉄板のプレス加工で作られているので「鉄臭い銃」というイメージです。

実銃のVz.61はAK47等と同様、東側の銃です。

東側の銃のお約束で、コピー品が出回ったり、それをテロリストが暗殺に使った事もあるようです。

そういう使われ方のせいなんですが、東側の銃ってイメージが”悪”ですね。別に銃が悪い訳じゃないんですけど。

なのでイメージとしては、アニメのような女の子より

悪人顔のおっさんが持ってる方が似合うような気がします。(この方は別に悪人ではありません。善人顔かどうかはともかく・・^^;)

まぁ、玩具としては悪のイメージに魅力を感じる人も居ますから、それはそれで良いんですが。

マルゼンとKSC、スコーピオンとイングラム

エアガンのスコーピオンやイングラムM11は、マルゼン以外にKSCからもガスブロが製品化されています。

ガスブロ中毒の知人宅でマルゼンとKSCの撃ち比べをさせてもらった事があります。

知人宅のガラスケースにはガスブロ好きには垂涎物のコレクションがズラッと並んでいます。

ゲーマーやシューターというよりコレクターですね、この人は。

言うまでもなく、私は知人宅に遊びに行くのが大好きです(^^)

マルゼンとKSCのスコーピオンの違いを比較してみると、マルゼンに対して・・・

  • KSCはヘビーウエイト樹脂なのでズッシリ感が実銃っぽい。
  • KSCの方が本体が重い分だけ衝撃が吸収されるようで、リコイルショックが小さく感じる。
  • KSCの方がフルオートのサイクルは速い。
  • KSCの方が外観のディテールや重量感などの質感は上なので眺めてニヤニヤする楽しみがある。
  • マルゼンを撃った後、KSCを撃つと、モーター音が無く、レスポンスが超速いハイサイ、という感じ。(あくまで個人的な印象です)

以上5つの違いは、スコーピオンだけでなく、マルゼンとKSCのイングラムM11(MAC11)についても同様でした。

私のガスブロサブマシンガンの使用用途はリコイルショックを楽しみながらサバゲーで撃ちまくる事です。

KSCほどサイクルが早いと、オーバーキルや弾切れも心配だし、匍匐前進好きな私の場合、美しい外観はすぐに傷だらけになるでしょう。なので私はマルゼンを選びました。

同じKSCでも、ヘビーウェイトのスライドがブローバックするハンドガン系なら、KSCもリコイルが強い印象です。

外観の美しさを重視するモデルガン的な楽しみ方ならKSC一択でしょう。

また、マルゼン同士での比較ならイングラムM11よりスコーピオンの方が、

  • リコイルが少し強い。(これも同時に撃ち比べれば分かる程度の僅差。個体差かも?)
  • ホールドオープンする。
  • ホップが可変式。

等の特徴があります。

ただ、小ささならイングラムM11の方がスコーピオンより小さいので、小っこい癖に凶悪フルオート!な感じを楽しむなら、イングラムも非常に魅力的なサブマシンガンです。

私の場合、サバゲー用途としては、可変ホップは便利かな、と言う事と、外部ソースのドラムマガジンにすれば・・・

こうならずに済むかな(^^;;

と思ったのでイングラムでなくスコーピオンにしました。これじゃ匍匐前進出来ません(TT)

マルゼンVz61スコーピオンをマルイのスコーピオンと見比べる

マルゼンのスコーピオンです。普段、マルイの電動を持ち慣れているので、握った第一印象は、グリップ付近が軽いので前が重く感じる、でした。

グリップ底部にダミーのレイトデリューサーが飛び出している方がマルイの電動です。

マルイは黒、マルゼンはグレーって感じですね。これも2つ並べて見て気付く程度の僅差です。

上のフロントサイトが調整式の方がマルイです。リアリティを度外視すれば実射派にとって調整式は非常に便利です。

・・・この文章を書いた時は、調整式サイトやドラムマガジンは、マルイの架空カスタムだと思ってたんですが・・・

海外実銃動画に映ってたスコーピオンに調整式サイトが付いていました!?

詳細は分かりませんが、こんなのがあるなら、探せば実銃スコーピオンのドラムマガジンもあるのかも知れませんね。(私が無知なだけかも知れませんが)

ガスブロの醍醐味のひとつ!ホールドオープンです。細部は実銃とは違うんでしょうけど、実銃っぽい操作がテンション上がります。

サブマシンガンでサバゲー

サブマシンガンと言えば「ばら撒き銃」です!

ばら撒くだけならサイトなんて要らないだろ!?と言わんばかりの

オマケのようなアイアンサイト。

精密射撃?何それ??美味しいの???

という、至近距離で弾を沢山撃ち出せればそれで良い!と割り切った設計の銃です。

実銃ではオープンボルト式のサブマシンガンも多かった時代なので、精度もへったくれも無いんだから、狙っても無駄!という割り切りかも知れません。(スコーピオンは当時では珍しい?クローズドボルトのサブマシンガンでした)

ただし、エアガンの場合、ばら撒くだけじゃ勿体無いような精度の高い銃もあるので

肩付けはせずに、こんなふうに、耳の下のアゴの骨(下顎骨の下顎角)にストック後部を引っ掛けるような頬付けをすると、チャチなワイヤーストックとオマケのようなオープンサイトでもかなり正確に狙えるようになります。これはスコーピオンもイングラムも同様です。

サブマシンガンの癖に、狙ってちゃんと中てられるようになると、一気にサバゲーが面白くなりました。

特に・・・

先程の知人から安く譲ってもらったマルイの電動MAC10。

MAC10をサバゲーに投入してから、何でサブマシンガンが良いのか、MAC10の長所短所が何なのか、とても良く分かりました。比較対象として・・・

CQBスコープを載せた次世代電動ガン・・・銃のスペックだけで見れば、命中精度が高くて射程距離も長い、サバゲー最強銃のパターンでしょう。

インドアフィールドでは小回りの利くハンドガンが有利なので、長くても邪魔にならない長物ライフルが活躍するのは、アウトドアフィールドです。

・・・でも・・・

このような、ただっ広い大自然の中で・・・スコープを覗いて一点を注視するというのは、逆に言えば、視野が狭くなり周囲の状況が見えなくなる、という事でもあります。

サバゲーでは、正確に中てる事も大事ですが、最優先すべきは、被弾しない事です。(この優先順位を知ってからサバゲーが面白くなった)

その場の状況次第と言われればそれまでですが、スコープ程精密に狙えなくても周囲が良く見えるオープンサイトの方が

「ん!?今、右側の草が揺れた?もう1人敵が居るのかな?なら、ここに居るとクロスファイヤー喰らうから左に移動しよう」

左に移動中・・・

という具合に臨機応変な対応が可能になります。

そんな時に小さくて軽い銃なら、素早く座ったり、伏せたり、匍匐前進したり、身体が斜めになった変な体勢のまま撃ったり、傾斜した場所で左手は地面に付いて身体を支え、右手だけで頬付けしたり・・・

実際のサバゲーで意外に多用する「変な体勢での射撃」がやり易いのは、この軽さと小ささのお陰です。

同じように小さくても、ハンドガンだとストックが無いので、ただでさえ不安定になる変な姿勢の時に引きブレしやすいような気がします。

で、先程のMAC10の長所短所の話ですが、長所は今更なので端折ります。短所は・・・

 

やっぱりマガジンの長さでしょう。匍匐前進から伏せ撃ちする時、地味に邪魔です。

それからもうひとつ・・・

MAC10のリアサイトはピープサイトです。本来は近距離での精密射撃に適したサイトですが、これの欠点は左右の視界が狭まる事です。

目をサイトに近づければ多少はマシになりますが、サブマシンガンの役どころは、サバゲーではアタッカーです。

最前線に出るんだから、左右の視野の広さは重要です。

スコーピオンのサイトは、下が全然見えませんが、左右はとても良く見えます。最前線では匍匐前進か中腰なので、下を見ても土しかありません。

マガジン

ガスも弾も入っていないマガジンの重さは233gでした。

ガスを満タンにしたら9g入りました。入れたガスはウッドランドの134aです。

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ご迷惑をおかけしています!

初速測定

では初速を測りましょう。弾はマルイの0.2gプラ弾です。

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まずは比較対象として、マルイの電動スコーピオンから計測します。

ホップ最弱では69.96。

ホップ中間では65.57。

ホップ最強では62.73でした。

新品の頃より多少落ちてますが、大きくは変わってません。

続いてマルゼンのガスブロスコーピオンです。弾は同じ。ガスは134aです。

気温は約27度。ガスは前日から入れっぱなしで、マガジンを温めたりはしていません。

ホップ最弱で77.02。

ホップ中間で79.1

ホップ最強(この個体では最弱から約5.5回転)で81.66。

という結果でした。

初速結果の考察

マルイの電動は、まぁこんなもんかな、という結果ですが、マルゼンは・・・

ホップを強くすると初速が上がりました。え!?と思って何度か測って見ましたが、結果はほぼ同じでした。

VSR-10だと重いピストンで気密を上げた時に、強ホップで初速が上がった事がありますが、ガスブロでもこんな事があるんですね。(°_°)

それにしても、マルゼンの初速、速いですね。この気温でこの初速なら、ハイキャパをフロンガスで撃った時より少し速いかも。

ただし、ガスブロなので速射すればタレて来ます。そのタレ方もハイキャパのガス注入容量が約23gなのに対し、約9gなのでガスがすぐ冷えて、ハイキャパよりもすぐにタレます。

「タレる」とは、ガスブロフルオートを撃っていると

「ダダダダダダダダ・ダ・ダ・ダ・・ダ・・・ダ・・・プシュ〜」(TT)

と、サイクルが落ちて来るアレです。液化ガスが冷える事で、気化ガスの圧力が下がる為に起こります。

この、タレるのが嫌で、最初はガスブロマシンガンを買ったら、外部ソース化&ドラムマガジンでバリバリ撃ちたいな、と思ってたんですが、

それをいつ何処で使おうか?と調べている内に、ナム戦・ガスブロ限定サバゲー・24時間耐久サバゲーに興味が湧いてしまい、そのレギュレーションの関係上、外部ソースは諦めました。

でも・・・いずれフロンガスは無くなるんですから、そろそろサバゲー業界も外部ソースへの取り組みを本格的に始めた方が良いのでは?

スピードシューティング用のリリースバルブを付けるレギュレーションとかにすれば、今や都市伝説と化した極悪ハイパワーなんて困難だと思うんですが・・・

室内5mグルーピング、電動・ガスブロ対決

次は5mでのグルーピング対決です。

サバゲー用の銃なので、ホントは30〜40m位でグルーピング計測したい所ですが、50m射場の雑草を刈ったりする下準備が面倒臭いので、とりあえず自宅の5mレンジで撃ちます。

お約束のAPS用複写ターゲットを使います。

一応、台に委託しました。いまいち安定感に欠ける台ですが、フリーハンドよりはマシでしょう。

弾はさっきと同じマルイの0.2gプラで、10発ずつ撃ちます。

まずはマルゼンです。

ホップ調整を最弱から0.5回転廻した弱ホップでは、37.8ミリのグルーピングでした。

ホップを最弱にしたら、28.2ミリまで縮まりました。5mでも着弾が少し下がりましたね。

因みに、ホップを強くしたらどうなるんだろう?と思って試してみると、

ホップを最弱から3回転締めると、35.5ミリ。狙点はターゲットペーパーの下端中央にしました。

同じ狙点でホップを4回転まで締めてみると、

41.8ミリ。上下の2発を除けば、良い集弾なんですが・・・

次にマルイの電動スコーピオンです。

ホップ最弱で31.3ミリでした。

次にフルオートで撃ってみます。

マルイの電動は、ホップ最弱のフルオートで44.8ミリ。

ガスブロフルオートは・・・計測不可です(爆笑)。初弾のみ得点圏内に入りましたが、次弾以降は、遥か上方へ吹っ飛んで行きました。

5mグルーピングの考察

まず、最初にお断りしなければならないのは、射手の視力があまり良くない事です。

眼鏡は使用していますが、近視に加えて乱視もある為、裸眼で視力の良い人には敵いません。

マック堺さんがレビュー動画で素晴らしいグルーピングを出していましたね。3社比較の動画です。

私の記憶が正しければ、マック堺さんは裸眼で1.2位あったと思います。

また、オープンサイトの場合、ターゲット・フロントサイト・リアサイトの3点にピントを合わせられた方が中たるので、これも若い人には敵いません。

要するに、眼の良い人が撃てばもっと中たるだろう、という事です。特にオープンサイトは。

ただ、それは精密射撃のような「正確に中てる事」に主眼を置いた場合です。後述します。

因みに、ホップについては今回は5mなので、ホップは弱い方が良く中たるだろうな、というのは最初から予想してました。

弾に余計な仕事をさせない方が、弾は直進する事に専念できます。

なので、ホップ最弱同士で比較すれば、マルゼンもセミオートなら電動を凌ぐ程の命中精度があるようです。

が、今回の主役はそこではありません。

「ばら撒き銃」ですからね。やっぱりメインはフルオートでしょう(^^)

ガスブロのフルオートの結果を見て、1人で爆笑してしまいました。

撃ってる時に、反動で腕までブルブルしていたので、これで中たる訳ねぇな!と思っていたんですが案の定でした。

着弾を見る限り、ほほ狙い通りに中たってるのは初弾だけ。2発目以降は銃口が跳ね上がってるようですね!

5mでこれですからね、サバゲーでフルオートで撃つなら、2発目以降の弾道を計算に入れて狙わないと中たらないでしょうね。

スコーピオンも、イングラムも、その他のサブマシンガンも、実銃ではフルオート時の反動を制御して命中精度を上げようと、あの手この手で試行錯誤を繰り返したようですが、結局は・・・

MP5や

MP7や

P90のように「弾頭重量に対する銃の重さ」を重くする事が手っ取り早かったようですね。

まぁ細かい事を言えばバレル位置とか重心とか閉鎖方式とかあるんでしょうけど、サブマシンガンなのに、銃のサイズがちょっと大きくなっちゃったのは確かです。

まぁ、実銃なら中たる事が優先なのは分かりますが。

私自身もグァムでの実銃射撃の際に、リコイルショックの強さに影響するのは、弾の威力(特に弾頭重量)だけでなく、重い銃から撃ち出せばショックはある程度吸収される、という事を実感しました。

フルオートの制御が難しい銃の代表格と言えば

実銃のMAC10でしょう。これで撃つ.45ACPと言えば、

(32ACP・9mm・45ACP)

ラリって突って来る敵を1発で止める為に作られたハンドキャノン(1911ガバメントの俗称)の弾です。

そんなもんを軽い銃でフルオートなんかで撃ったら、ヘビー級ボクサー相手にパンチングミットを構えてるようなもんです。

まぁ、スラッグよりは軽い弾頭ですが、片手サイズの銃で撃つ弾頭としては最大でしょう。

そんなヘビー級の連打に耐える為に・・・

新鋭のクリスベクターはバレルを下げたり、眉唾な反動吸収システムを開発したりしました。

でも、結局「やっぱ45口径は無理じゃね?」と言った人が居たのか居なかったのか知りませんが、

恐らく最後のベストセラーサブマシンガンとなったMP5は9mmが主流となりました。(一応10mmとかもありますけどね)

最後と言うのは、これ以降、PDWの時代になるからです。

元はと言えば、流通も多くて値段も安いピストル弾を流用して手軽に面制圧する、というのがサブマシンガンの発祥でしたから、

小っこいライフル弾みたいな特殊な弾を使うPDWは、もはやサブマシンガンとは呼べないのかも知れません。

時代が変わり、小型の銃で精度も貫通力も向上させた答えがPDWだったんでしょう。ここで失われたのは、お手軽なピストル弾を使えなくなった事です。

だったら、流通量の多い5.56mm弾が使えるカービンタイプのアサルトライフルでも良いのでは・・・・・?(滝汗)

時代が一周しちゃいましたね。(中島みゆき)

サブマシンガンとしての本来の役目を果たして消えて行った、暴れん坊短機関銃達・・・

もしかしてマルゼンは、前時代の「フルオートじゃ制御しきれないサブマシンガン」を再現したかったんでしょうか!?

だとしたら、萌えますねぇ!!それこそ真のリアリティですねぇ(^^)

ガスブロは浪漫!

いやぁ、買って良かったです。ガスブロサブマシンガン!

浪漫枠と言えばそうだけど、使えない程中たらない訳じゃない。

このジャンルは気持ち良い、と言うより面白い、という感じの銃ですね。

BB弾発射装置として見れば、電動の方が優れている点が多いです。サバゲーで有利なのは間違いなく電動です。勝ち負け最優先なら。

ただ、ガスブロには電動には無い感動があります。

それは、実銃と殆ど変わらない発射機構から来る実銃模擬体験です。

火薬の燃焼ガスを使うか、液化ガスの気化膨張を使うか、の差はありますが、気体の圧力を発射にも装填にも使う、という点では実銃と同じです。

機構が同じなんだから、各部の動作も実銃とほぼ同じです。電動もエアコキもこの点ではガスブロに敵いません。

パンという音と同時に発射と反動!実銃ほどの反動じゃなくても、同時にくるだけで撃ってる感がハンパないです。

それが連続して来たら・・・脳内麻薬ドバドバです(^^)

ガン見するならKSC

今まで、お座敷シューターならディテールの美しいKSCかな?なんて思ってました。

が、例え自宅でも撃つ事がメインなら、マルゼンの方が面白いんじゃないかな?という気がしました。

どうせ精密に狙う時はセミで撃つだろうし、その時の反動がマルゼンの方が強いので。

ただし、撃つよりコレクションとして舐め回すようにガン見する事がメインなら確かにKSCの方が美しいです。

自分の部屋に帰れば視界の中に常に美しい銃がある・・・

こんな風に。(ガラスケース越しなので少し反射してますが)

私は毎日撃ちたくて自宅にレンジを作りましたが、次の公式で自己ベスト更新を狙っているAPSライフル以外は、そうそう毎日撃つもんでもありません。

撃たない銃は、普段は引き出しの中で眠っています。

でも銃を眺めていると、何故か平和な気分になれます。

綺麗な銃を見てるだけで、フワフワした、かなり幸せな気分になれます。

そんな時、外観の美しい銃っていいなぁ〜・・と思います。

銃は撃ってなんぼ!と思っていましたが、なかなか捨てたもんじゃないですね。コレクターってのも(^^)

そうなると、KSC・WA・マルシン・KTW辺りの銃も気になってきますね。(KTWは実射性能も凄いですが)

マルゼン神対応ふたたび!

外部ソース化を諦めたので、サバゲー運用するならスペアマガジン買わなきゃ、と思ったんですが、今さら新品なんてある訳ないので、

ヤ◯オクで買ったんですが、3つ買った内の2つはガス漏れしてました。

良い出品者も居るんですが、不利な事は敢えて書かない出品者も居ますからね。入札前にちゃんと質問した方が良いな、と思いました。

まぁ、ガス漏れ程度なら直るから良いんですけどね。

自分で直そうかな、とも思ったんですが、以前マルゼンにパーツを買いに行ったついでに質問した時に、

修理に出した方が良い、と聞いたのを思い出し、取り敢えずマルゼンに持って行きました。

またまた来ました。マルゼンサービスセンター。

あくまでも、お店ではなく会社なので、行く時は電話してから行きましょう。

約束した時間の5分前に到着。インターホンで用件を伝えると、すぐに担当者が出て来てくれました。

ガス漏れのマガジンを渡して、その場で待つ事約3分!

「パッキン交換しましたので試してみて下さい」とガス缶を渡され、ガスを入れてみると、完璧に直ってました。

「おいくらですか?」と聞くと、

「いえ、これは通常使用での消耗の範囲内なので無償修理させていただきます」

・・・感動です。(TT)

以前、SR-2をシリンダーまでバラしてパッキンを替えてもらった時も無償でした。オマケに初速も大幅に上がって帰って来ました。

つまりマルゼンとしては、余計な事(改造や通常分解を超える範囲の分解、または極端に荒っぽい扱いとか)をしない限り、無償で修理してくれる、という事のようです。

サバゲーでスタートダッシュしてコケて壊したら・・・有償でしょうね。

でも、オークションで買った物まで無償修理してくれたり、無償なのに修理に持って来いと言ってくれるような会社なんですよ、マルゼンは。

その場ですぐに修理してくれたのも、電話しておいたから、準備していてくれたのかもしれません。

こういう心遣い、泣かせますねぇ。

あのメーカーにも見習って欲しいものです。

まとめ

という訳で、無事にサバゲー投入出来る状態になりました。

とりあえずガスブロ限定サバゲー、そしてナム戦にも出てみたいです。ナム戦となると当時風の装備が必要なので、買い揃えてからですね。

そして最後はサバゲーの頂点、24時間耐久サバゲーが最終目標です!

24耐は、銃云々とか言う問題じゃないような気がします。未体験ゾーンに足を踏み込むのが楽しみです。

その時は、ガスと電動のスコーピオンでツーハンドといきたいですね。(黒コートは着ませんし、トライバル系のタトゥーも入れませんが)

好きな銃があると夢膨らみます。何処まで行っっちゃうんでしようね、楽しみです・・・・・あ!行くマガジンポーチ買わなきゃ(*_*)

では、今回はこの辺で。(^^)/~~~

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