私は、鉄板を撃つ事が好きです。
子供の頃、お祭りの縁日に遊びに行って、射的があると必ずやりました。
コルクの弾をオモチャの銃でポンと撃ち出し、大抵、弾は明後日の方向に飛んで行きます(TT)
運良く景品が台から落ちた時の喜びと興奮!
多分、銃に興味を持った、はじめの一歩です。
銀玉鉄砲での撃ち合いもしました。
友達と近所の公園で撃ち合うんですが、当たったかどうかは自己申告制です。
仮に当たっても何も貰える訳じゃ無い。
射的の場合は標的に当たれば何か貰える、それが嬉しかったんでしょうね。
当たれば貰える・・・ゴルゴ13と同じですね。
マンガやアニメにも影響されたと思います。
ゴルゴ13を読んではM16が好きになり、次元大介を見てはリボルバーのマグナムが好きになりました。
銃が得意なキャラ達に共通してる特徴が
“早く撃てる”
“遠い物に当てられる”
この2つです。
早撃ちと遠射ですね。
ただ、早撃ちは、ゴルゴ13が0.17秒とか、次元大介が0.3秒とか言われても、やった事も擬似体験も無い普通の子供だった自分にとっては、いまいちピンと来ないジャンルでした。
遠射の擬似体験は射的です。
コルク弾の精度を思えば、2mも離れれば、ほぼ当たりません。
ゴルゴ13がアサルトライフルであるM16で超長距離を撃つのと似たようなもんです。
皆さんそれぞれに、遠くの物に当てる楽しさ、人によっては早く撃つ楽しさの擬似体験があると思います。
その要素と、男の子なら潜在的に持っている強力な機械に対する興味や憧れ、この2つが融合した物が銃による射撃だと思います。
では何故、本物の銃ではなくエアガンで遊ぶのか?
結論を先に言ってしまえば、
「安く自由に」
です。
日本国内でも本物の銃(実銃)を買う事は出来ます。
警察署で銃所持許可という許可証を貰えば。
私自身は許可を取った経験はありませんが、以前興味を持ち、どうやって許可を取るのか調べた事があります。
知り合いの猟師さんにも話を聞いたりして。
私の知る範囲で言わせていただくと、
「車の運転免許より簡単」
です。
警察の調査とか、細かい手続きとか、射撃教習とか、いろいろありますが、
犯罪歴の無い、普通に真面目に働いている大人なら、それ程難しい事では無いようです。
それでもエアガンを選んだ理由。
最大の理由は、
「いつどこで撃って良いか?を著しく制限されるから」
です。
例えば、アメリカの銃愛好家のように、自宅の裏山に鉄板を並べて撃って良いか?
絶対ダメです。
なら、誰も居ない山奥に鉄板を持ち込んで撃って良いか?
それでもダメです。
自宅に頑丈な射撃場を作って、そこで撃って良いか?
掛かる金額と、許可が下りる難関さを考えると事実上不可能です。
つまり撃てるのは、既存の射撃場と、狩猟の現場に獲物が居た場合のみです。
これに違反すると、車の運転で切符を切られるのとは訳が違います。
銃の所持許可を取り消されたり、2度と許可が下りなくなったり、何らかの損害賠償を請求されたりします。
それでも、鹿を撃ったり鳥を撃ったりしたいなら、田舎に引っ越して銃を買えば、素晴らしい狩猟ライフが送れるでしょう。
でも私が撃ちたいのは鉄板です。
鉄板に弾が当たった時の
“キィィ〜ン”
という音!
あの音が堪らなく好きなんです。
狙って撃って当たった、という実感と感動と興奮に陶酔したいんです。
それを何十回も何百回も何千回も味わいたいし、試したい。
どうしたら、もっと当たるのか?
それが出来る場所は国内にはありません。
それともうひとつ。
コレクション目的での銃の購入は禁止されています。
好きな物って複数欲しくなります。
あれも良いな、こっちも欲しいな、と思うのが趣味ってもんです。
使ってない銃は通称”眠り銃”として没収されます。
国内での実銃所持には、色々な制約が付き纏います。
独身だったらアメリカに移住してたかも知れません。
それでも鉄板を撃ちたいならエアガンで撃つしかないんです。
そもそも、ターゲットシューティングなら、獲物を一撃で倒すような破壊力は必要ありません。
その破壊力を買う為に、1発数百円の弾を買わずに済みます。
安い物なら1発0.2円、高くても1発3円の弾で充分です。
私は大富豪ではないので、毎日何十発も撃ちたいのに1発数百円の弾は買えません。
それも理由のひとつです。
銃を撃つ楽しみ方は十人十色です。
私の場合、
・たくさん撃ちたい
・いろいろな銃を所持したい
・いつでもどこでも撃ちたい(常識の範囲内で)
と思ったので、
エアガンでのシューティングは最高に楽しい趣味です。
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