スコーピオンはエアガン趣味を始めた初期の頃に買った銃です。
子供の頃読んだマンガの影響(タイトルは失念しました)で、サブマシンガンと言えばスコーピオン!というイメージがありました。
実銃はチェコスロバキアの銃なので大雑把に分ければ東側の銃です。西側の銃よりも角張った武骨なデザインも気に入っています。
その頃はまだ、エアガンと言えばマルイを買っておけば安心、という先入観があったのでマルイの電動を買いましたが、
今思えば、マルゼンやKSCのガスブロの方がリコイルもあるし面白かったんじゃないかな?という気もします。
冬の屋外のサバゲで有利になりたい、という意味ではガスブロより良いですが、屋外なら射程距離も考えれば長物の方が良いだろうし、室内や夏ならガスブロでも良いので、サバゲウェポンとしては微妙な立ち位置です。
また、カスタムして射程距離を伸ばしたとしても、この銃にドットサイトやスコープを付けるには、安い銃がもうひとつ買える位の大掛かりな改造が必要になります。
そこまでして、この外見と軽量さを崩す位なら、私なら他の銃を買うと思います。
後日追記:同じザバゲー用途でも、電動とガスブロでは楽しみ方も立ち回りも異なるので、300発以上の多弾マガジンが使えるマシンガンとして最小の銃であるスコーピオンは、今では森林フィールドでのメインの銃として重宝しています。
シューティングに使えるか?
スコーピオンのシューティング動画はこちら↓
サブマシンガンをシューティングに使うなら、ジャンルは早撃ち競技系です。
早撃ちなので、電動ガン特有の
“ウィーンポン”
という、トリガーを引いてから発射するまでのタイムラグは気になりますが、初心者が練習を始めて上手くなるまで、と考えれば、ガス代が要らない事のメリットは大きいと思います。
私が知る限り、少し改造すればレギュレーションをクリア出来そうなのはリミテッドのロングガンクラスです。
リミテッド:5枚の鉄板を撃つ、というのは他のスピードシューティングと同じですが、的までの距離が近く、比較的初心者向けとされている競技です。
ノーマルのままでは、規定の全長に足りないので、マズルにエクステンションを付けて、この問題をクリアしました。
後日追記:アンリミテッドやリミテッドでは全長規定は60センチ以上ですが、PPSなら全長の制限は無いので、サブマシンガンでのスピードシューティングならPPSの方がオススメです↓
ただ、それでも残る問題として、当初はドットサイト等を使わず、アイアンサイトのみで撃つ、というレギュレーションだったのですが、最近のレギュレーション改訂により、リミテッドクラス以外はドットサイト可になりました。
でも、初めの内は、例えドットサイトを付けても上位陣に敵う訳も無いので、あくまで楽しみとして鉄板を撃つ、上位を狙うより好きな銃で楽しむ、という温いスタンスが良いような気がします。
特にロングガンクラスの上位陣はオープンクラスのタイムにも迫るような化け物なので!
また、部屋撃ちやコレクション用ならガスブロ一択でしょう。
これは説明の必要も無いと思います。
なんだかネガティブなことばかり書いたような気もしますが、このスコーピオン、私は結構好きです。
サバゲをやっていた頃、どれだけ荷物をコンパクトに纏めるか?
を試行錯誤していました。
多弾倉マガジンやパワーソース等、全ての荷物をトータルすると、この電動スコーピオンはガスブロのハイキャパよりも荷物をコンパクトに出来ました。
そのお陰で電車やバイクでサバゲフィールドに行く時にも、リュックサック1つに全ての荷物を収納できました。
ザバゲではフルオートで撃ちまくりたい、でも渋滞を気にせず、電車やバイクで行きたい、という私の場合、この荷物のコンパクト化によって、ザバゲでの楽しい思い出を何度も貰いました。
だから、このスコーピオンが好きです。
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後日追記:少ない荷物でサバゲーに行けるか?はホントに重要です。色々な銃が増えた後でもこの点だけは変わりませんでした。
また「装備の多さと戦力は無関係」とも思いました。私の場合、次世代電動ガンで遠くを狙えるようになる事より、身軽に動き回れる事の方が重要でした。詳しくはこちらをご覧ください。
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