概要
ガスブロを圧縮空気で撃つ為に、なんでこのパーツを選んだのか?を前回お話ししました。
今回は、組み立てた時や、少し使ってみて分かった注意点をメインにお話しします。
今回、プロテックから買った物
まず、プロテックから買った物は2つ。
Bull-01の6ミリチューブ仕様の本体。
それと、エアチャージカプラーセット。
空気入れを外す時、せっかく入れた空気がプシュッと漏れちゃう!を防止するパーツです。漏れるのは一瞬ですが、高圧なので1気圧分位漏れる事もあります。これがあれば「悲しみよ、さようなら」です。
これは買ったのではなく、ネットで注文すると無料で貰える6ミリチューブです。エアボンベから銃に空気を送ります。
これも買ったのではなく、ネットで注文すると無料で貰えるMSTというパーツです。
MSTには空気が送られて来るチューブを差し込みます。マガジンにはガス注入バルブを取り外した代わりにこの↓
コネクティブプラグをネジ込んで、コネクティブプラグとMSTを連結する、という構造・・の筈です。
と言うのも、前回お話しした、4ミリと6ミリの良い所取りをする為に、今回、ハイキャパには、コネクティブプラグとMSTは使用していません。
そこで代わりに取り付けたのがこちら。
今回、フリーダムアートから買った物
フリーダムアートのNEWリリースバルブ。過剰な高圧を銃に送らないようにする為の安全弁です。
シューティング競技に参加する場合、競技のレギュレーションによっては義務付けられています。
ジャパンスティールチャレンジやアンリミテッドの場合は必要です。
初心者向けのPPSの場合は、レギュレーションには、
○使用可能なエアガンのパワーは法規制内パワーのエアーガンであること
○外部ソースまたは取り扱いが法的に許されるソースの使用可
という記載があるだけでした。
サバゲーの場合は、どうなのか?「外部ソース可 サバゲーフィールド」でググってみました。
外部ソース使用可能なフィールドのレギュレーションを幾つか調べた範囲内では、野外フィールドで法定初速、室内フィールドでは0.8J以内、という所が殆どで、リリースバルブの記載があるフィールドはありませんでした。
つまりサバゲーの場合はリリースバルブは不要です。(2020年調べ)
今回、リリースバルブより重要だったのは、むしろこっち。フリーダムアートの4mmホース接続キットです。
中身は、長い半透明のホースが4ミリホース、短くて黒いのが6ミリホースです。
6ミリホースの上にあるのが、4ミリと6ミリを変換するパーツ、更に上にあるのが、マガジンのガス注入バルブを外して代わりに取り付けるプラグです。
あとは、ホースが抜けないように締め付けるタイラップが4本。まぁ、使ってみたらタイラップ無しでも抜けませんでしたが。
プロテックBull-01の組み立て
ではBull-01から組み立てます。と言っても、簡単なので組み立てという程、大袈裟なもんじゃありませんが。
まずは、ARチャージカプラーセットを取り付けます。この部分だけ、少し力が要るので最初にやった方が良いと思います。
このようなワンタッチ脱着式になっています。
元々付いている米式口金を外して付け替えるんですが、ボルト頭径は11mmです。スパナが無ければモンキーレンチでも大丈夫です。
使い方は、空気充填後にこの部分をスライドするだけで、簡単に外せます。
フロンガスの空き缶とBull-01の接続は、ただ嵌め込むだけです。
結構ピッタリ嵌ります。
付属の6ミリチューブもただ嵌め込むだけです。
お座敷シューティングやサバゲー等、リリースバルブが不要な場合は、6ミリチューブの反対側に
MSTを取り付けて
マガジンに取り付けたコネクティブプラグと接続すれば完成です。
4ミリ6ミリ良い所取り仕様の組み立て
でも、今回は「4ミリ6ミリ良い所取り仕様」にするので、MSTとコネクティブプラグは使いません。
MSTの代わりに6ミリチューブの反対側に取り付けるのは
リリースバルブと
4ミリホースキットです。リリースバルブ無しで4ミリホースキットだけを取り付ける事も可能です。
では、マガジン側から組み立てます。
まずはマガジンのガス注入バルブを外します。
バラしついでにマガジンのオーバーホールもしておきます。
長い方がノーマルの注入バルブ。短い方がフリーダムアートのプラグです。ノーマルの長さは、もしかすると気化スペース確保の為に液化ガスを満タンにしないようになっているって事でしょうか。
フリーダムアートのプラグを工具無しでネジ込んでみました。これでエアが漏れるようなら工具で増し締めします。
プラグに4ミリチューブを接続します。組み直す場合の為にシリコンオイルを薄く塗りました。
4ミリチューブの反対側には、4ミリ/6ミリ変換パーツを接続します。
その接続パーツの6ミリ側に、フリーダムアートのキットに付属している短い6ミリチューブとリリースバルブを付けるんですが・・・
これがかなりキツいです。シリコンオイルを塗り、ゴム手袋を使って、一応嵌りました。試してみた所、嵌めるより抜く方が10倍大変です。
あとは先程のプロテックの6ミリチューブとリリースバルブを嵌め込むだけです。こっち側は比較的軽い力で嵌ります。プロテック付属のチューブ抜け止めカラーもあるので、勝手に抜ける心配は無いでしょう。
後日談:抜け止めカラー無しでも勝手に抜ける事はありませんでした。
軽い力で脱着出来るなら、フルオートマシンガン使用時に6ミリチューブ仕様にする際は、ここを脱着すれば良いと思います。
また、例えばアンリミテッドのロングガン部門にガスブロのアサルトライフルで出たいからリリースバルブを残したい、なんて時は、こっち↓
さっきの4ミリチューブを嵌めた所、ここも比較的簡単に脱着出来ます。
こんなふうに、抜け止め防止ギザギザの所を抜くのは大変なので、それ以外の所を脱着すれば良いという事です。
以上で完成です。
あとは空気を入れれば、撃てますが、その前に、次回の記事で空気入れについて解説します。
後日追記:このリリースバルブ、内部に埃が入ると故障する事があります。詳しくはこちら
では今回はこの辺で。
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