ガスブロを圧縮空気で撃ちたい!vol.6 初速測定編

ガスブロを圧縮空気で撃ちたい

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概要

前回までの記事で、圧縮空気でガスブロを撃つ為に必要なパーツの選択、ハンドガンとマシンガン、シューティングとサバゲー、これらを両立させるには、どうしたら良いのか?という話をして、やっと実射準備が整いました。

今回はいよいよ実射です。弾速やリコイルショック等、気になる事をチェックして行きます。

発射準備

まずは前回紹介したポンプで2本のガス缶に空気を入れます。総容量は約1リットルです。

2本のガス缶の間に挟まっている黒い物はホムセンで買った厚さ20ミリのウレタンパッドです。ダイソーで買ったベルクロバンドで固定しました。

まずは、プロテックのARチャージカプラにポンプの口金を嵌め込みます。この時、どのくらい強く締めればエア漏れしないか?はポンプ毎にコツがあるので何度かやって慣れて下さい。

嵌める時は押し込むだけです。カチッといいます。

後はひたすらポンピングです。このポンプの場合、10気圧入れるのに約40〜50回程度ポンピングします。

最初は疲れますが、コツが分かってくるとそれほど重労働じゃありません。

これで10気圧充填出来ました。マガジンに弾を入れて準備完了です。

弾速測定

弾速を測ります。空気での初撃ちです。ドキドキです。弾はマルイ0.2gプラ弾です。まず1発目。

ほほう。フロンガスと同じ位かな。ブローバックスピードもフロンと同じです。ならば・・

Bull-01に付いているレギュレーターの調整ツマミを更に開放して銃に送る空気圧を上げてみます。

何回転か回したら、リリースバルブからシューという音がして安全弁が作動しました。このリリースバルブはポンプのエアゲージで測定した所、4.8〜4.9気圧で安全弁が開きます。

レギュレーターのツマミを、安全弁が閉じる所まで戻しました。再計測します。

お!これは真夏のフロンガスと同じ位です。いや、ちょっと勝ってるかも。リコイルもそれと同じ位強い!

これは面白い!と、調子に乗って1マガジン約30発、速めの連射をしました。

ガスだと、例え夏でも少し初速が落ちてくるような速射です。でも、空気だと最後まで初速が殆ど変わりませんでした!

圧縮空気の場合、ガスと違って気化する訳ではないので、エアタンク内に充分なエアが残っている間は、レギュレーターから先には常に安定したエア圧が送られているからだと思います。

初速が安定しているという事は、命中精度も高いと思われます。今回はそこまで試していませんが。

ただし、面白いからと言って、強めのリコイルを楽しんでいるとパーツの寿命が縮みます。

フロンガスで撃っていた頃、真夏にマガジンを更に温めて遊んでいたら、スライドとリコイルスプリングガイドが割れた事があります。

まぁ、自分で修理したので銃愛が高まりましたが(^^)。災い転じて、というやつです。

ただ、スピードシューティング目的なら強いリコイルは楽しいけど邪魔です。なので、レギュレーターを絞って銃に送るエア圧を下げます。

何とかスライドストップがちゃんと掛かる程度まで圧力を下げました。

その状態での初速はこんな感じ。リコイルショックはかなり軽くなりました。リコイルスピードも遅いですが、私のような初心者のスピードなら、銃がブレないメリットの方が上回ると思います。

試射後の改善点

プロテックBull-01とガスの空き缶の接続は、単純に嵌め込むだけです。それだけなのに高圧でも全くエア漏れしない密閉性があります。

ただ、ポンプを繋ぐ時に押さえたり、Bull-01を持って持ち上げたりしてる内に、少しずつ緩んで来る事がありました。そこで・・

応急処置としてセロテープで止めてみました。上記の問題は解決しましたが・・・ダサい!

その内、もう少し見栄えの良い固定方法を考えたいですね。

それともうひとつ。

リリースバルブを埃から守る

リリースバルブなんですが、過剰に高圧な空気を排出する為の小さな穴が開いています。この穴から埃が入り、作動不良を起こす事があるようです。

ゴミが入ると極低圧で弁が作動してしまいます。フリーダムアートのウェブサイトにも、埃の多い場所やサバゲーで使うな、との記載があります。

サバゲーの場合、レギュレーションで、リリースバルブを付けろ、という記載を見た事が無いので現状、問題ありませんが、私の家には普通に埃もあります。

埃に敏感なのは、内部は繊細な開閉弁構造になっている筈なので、当然でしょうね。レシプロエンジンのバルブシートみたいに気密性が重要という事です。そこで・・・

エアフィルター代わりとしてメカタオルでリリースバルブを包みました。これでそう簡単には埃は入らないでしょう。メカタオルとはこちら

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埃が入らなければ他の方法でも良いと思います。

それとこんな物を買ってみました。

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こんなふうに外部ソースセットを入れる為の物です。マガジンも入るしベルトに装着出来ます。

スピードシューティングの移動ステージであった方が良いかな?と思って買いました。室内サバゲーでも使えそうですね。

マック堺さんもジャパンスティールチャレンジで圧縮空気を使っていましたが、マックさんの場合は、大型のエアタンクを床に置いて、かなり長めのチューブを繋いでいました。

それが圧縮空気の最終形態という事でしょうね。

次回は、圧縮空気で撃ちたいシリーズの最終回です、多分。約1ヶ月使ってみた感想がメインになると思います。

では今回はこの辺で。

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