- 概要
- 今回変更したホップとは
- 使用した弾
- 本編動画の裏話
- こんなに緊張した理由
- 落下弾道の方が当たるのか?
- Gスペックの記事一覧はこちら
- リアルショックの記事一覧はこちら
- VSR-10 50m対決!加速シリンダーGスペックvs純正ファインチューン リアルショック本編動画はこちら↓
- 弾道観賞動画1:VSR-10.Gスペック加速シリンダー仕様実射2回目の弾道を横から見る動画はこちら↓
- 弾道観賞動画2:VSR-10.Gスペック加速シリンダー仕様実射2回目の弾道を下から見る動画はこちら
- 弾道観賞動画3:VSR-10.リアルショック純正ファインチューン仕様実射3回目の弾道を横から見る動画はこちら
- 弾道観賞動画4:VSR-10.リアルショック純正ファインチューン仕様実射3回目の弾道を下から見る動画はこちら
- APS、スピードシューティングの銃
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概要
前回同様、両銃の最高記録回を本編動画、その他に、ホップを変えながら撃った回を弾道観賞動画としてYouTubeにアップしました。
弾道観賞動画のタイトルにある”実射2回目”とは、この銃で50mを撃ったのが、今回で2回目と言う意味です。
今回は、2丁一緒に50m射場に持って行きました。
前からやりたいと思っていた、この2丁、Gスペック加速シリンダー仕様vsリアルショック純正ファインチューン仕様の対決です。
小ネタですが、ファインチューンとは微調整という意味です。リアルショックは純正パーツの小加工だけで組みました。
2つの銃の機関部の違いは、インナーバレルの長さとシリンダーだけです。
今回変更したホップとは
両銃ともに前回からの変更点は、ホップ強化の方法を変更した事です。
ホップパッキンやチャンバー周りの仕様は両銃とも全く同じです。
この話だけでも少し長くなるので、この加工の詳細についてはこちらをご覧下さい↓
使用した弾
GスペックにはBLSの0.32gバイオ弾を使いました。送料込みで実質0.5〜0.6円/発の弾です。
リアルショックにはマルイの0.28gのバイオ弾を使いました。こちらは店頭で買えるので実質1.7〜1.8円/発の弾です。
前回はリアルショックでは、ギャロップの0.3gを使っていたのですが、軽めの弾の方が強ホップ時に真上に吹け上がるか、それとも斜めに吹け上がるか、その角度を見た方が、ホップの状態を確認し易いと思ったので、今回は新しいホップシステム確認の為に0.28gにしてみました。
Gスペは、現状では0.32gの弾を吹け上がらせる力があるので、前回同様、0.32gを使います。
本編動画の裏話
ここから先は本編動画のネタバレ兼解説です。
今回は2丁一緒に持って行ったので、まず最初にGスペを、ホップを変えたりスコープを調整したりしながら、撃ちまくりました。
何ラウンドも撃っている間、ずっとカメラは回していました。最高記録に至らなかったラウンドの映像を集めて弾道観賞動画にしました。
で、撃ち続けているうちに、現時点での自己ベスト(Gスペもリアルショックも17/30発が最高)をたった1発ですが上回る18発的中に成功!
注釈:17/30とは1マガジン分の30発撃って17発当たった、という意味です。
これでちょっぴり満足し、リアルショックを少し撃ったら帰ろうかな、と思っていました。炎天下で長時間はキツいし。
Gスペからリアルショックに持ち替え、少し撃ちました。
変更したホップシステムの状態確認が目的だったので、試射程度で終わらせるつもりだったのですが、
数ラウンド撃ったところで・・・何と19/30発的中して、先ほどのGスペの18発の記録を更新してしまいました。
これは予想外でした。と同時に、嬉しさ半分、悔しさ半分。
新しいホップシステムのセッティングが当たりだったのは嬉しいんですが、苦労して作った加速シリンダーがノーマルシリンダーに負けるのは、如何ともし難いところです。このまま帰るのは、あまりにモヤモヤ感が残り過ぎる!
という訳で、Gスペ再チャレンジ。
再チャレンジ開始して、4〜5マガジンくらい撃った辺りで汗だくになりました。
真夏の日差しは強烈です。VSR-10のアウターバレルが、レミントンM700のバレルのように熱くなります。ポカリ片手に目に流れ込む汗を拭います。
何マガジンも撃ち続けていると、調子良く連続的中する事がたまにあります。
炎天下の下、疲労感を我慢しながら、トリガーをゆっくり引く事に集中します。
的中数16・・17・・18・・
お!いい感じ。もしや記録更新?緊張感が高まります。ドキドキしながら、ガク引きにならないように集中力を絞り出します。
・・19・・20!!!やったぁ。\(^^)/
ちょうど20発当たった所で弾が無くなったようです。
いやー、嬉しかったですね。改めて動画を見ると、我を忘れて怒鳴り声みたいになってますね。お恥ずかしい。
ホッとして集中力が途切れたせいか、カメラを止めてから、めまいがして身体が重くなったような感覚に襲われたので、急いでポカリを飲んで塩ニギリを食べました。
こんなに緊張した理由
50mシューティングYouTuberの諸先輩方は、20/30発当たるかどうかがひとつの目安だと仰られる事があります。
射撃中は、それをかなり意識していました。達成出来たら、少し自信が持てるような気がして。
一応、その壁を越えたって事で良いんでしょうか。
ただ、動画を見て貰えばお分かりでしょうが、約600発撃って、やっと一度だけ20発当たったに過ぎません。
これでは、まぐれと言われても何も言えませんね。
出来れば、20/30をもっと安定して出せるようになりたいですが、そうなると今度は25/30を狙えるレベルになるんでしょうね。
それは、もっと先の話だと思います。今回だって、これだけ沢山撃って、半分まぐれで達成した20/30ですからね。
落下弾道の方が当たるのか?
今回、Gスペもリアルショックもそうなんですが、少しホップを弱めにして、やや落下弾道で撃った時に的中率が上がりました。
やっぱり、落下弾道の方が当たるんですかねぇ。まぁ理屈は分かります。
弾速が落ちてきて慣性力が弱くなった時に、重力の力を借りて、多少なりとも慣性力を維持出来る訳ですから、不安定になりやすいラスト数メートル区間での安定性が向上すると思います。
ただ、楽しさで言えば、力石徹のアッパーのように突き上げる弾道も、かなり楽しいんですよね。悩ましい問題です。
実は今回、記録更新出来なかったら、宮川パッキン等のアフターパーツの導入を考えていました。
でも、半分まぐれとは言え、純正パッキン加工で達成してしまったので、取り敢えず、このままどこまで行けるのか?試してみたいと思っています。
ただ、チャンバーは2丁とも同じセッティングにしたつもりなんですが、ホップチャンバー周りの出来については、リアルショックの方が上手く行ってるような気がします。
軽い弾なりに真っ直ぐ飛んでるように見えるんですよね。
高価な弾だから・・・?
いやいや、そうかも知れないけど、それを言ったら夢もへったくれも無くなっちゃうので。
或いは、組み付け方が、たまたま上手く行ったのかな?これ、多分、超重要なトコですよね。自分への宿題にします。
前回と今回の結果を見ると、現状の35ミリ加速シリンダーなら0.32g弾を吹け上がらせて、まだ余力がありそうに見えるので、次回はGスペの方は0.36g弾を試してみる予定です。
ホントは今回、0.36gの弾を持って行くつもりでしたが、弾が届いたのが、撃ちに行った日の夜でした。
ガンスミスバトンの社長さんがYouTube動画の中でバトンレンジの室内50mレンジで流速VSR-10を使い、18/25発的中させていた0.36g弾です。
1ラウンド30発に換算すると21.6/30です。22発当たれば勝てる計算ですが、もう少しセッティングを煮詰めないと難しいでしょうね。
社長さんはBBゲージで選別して使ったそうですが、BBゲージを持っていない私は、無選別で使います。
同じ落下弾道なら、強ホップで重い弾の方が、不安定になりやすいラスト数メートルでの慣性力も強いと思います。
リアルショックもホップが以前よりは安定して真っ直ぐ飛んでいるように見えました。
でも、やっぱり0.28gでは、ラスト数メートルの所で、散る弾がありましたね。ホップが強いと散り方が大きいような気もします。落下の慣性を利用出来ないという事でしょうか。
ホップの改善も確認出来たので、次回はまた、0.3gを撃って、リアルショックも20発当たるのか?試してみたいです。
Gスペの方は、元々の加速シリンダーの構想が、重い弾の方が直進性が高い筈・・という所が出発点なので、今のところ、順調に進んでいると思います。
リアルショックの存在意義は、Gスペとの比較対象としてのベンチマークです。
なるべくノーマルのまま、悪い所だけは調整して、本来の力を出させて、「苦労してまで加速シリンダーにする意味はあるのか?」を確認する、という役割です。
また、最初は単なるギミックか?と思っていたリアルショックのリコイルショック。
実は、強ホップを作り出す為の重要な機能パーツである事も分かり、リコイルの楽しさも手伝って、”撃つ楽しさ”は加速シリンダーにも負けません。
個人的には、リアルショックの長いバレルに木スト風の、いかにも猟銃然とした外観が好みなので、あまり派手に弄りたくない、と言うのもあります。
木製ストックも興味はあるんですが、調整が大変だと聞いたので、まだ手を出していません。でも、欲しいなぁ・・木スト。
それでは今回はこの辺で。
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