- 概要
- APSで中学生優勝⁉︎
- マッチプレッシャーを再現したい
- プレート競技に求められる要素
- プレートのマッチプレッシャーをどうやって再現する?
- 大プレートなんかで練習効果あるの?
- フロンティアの新型スペアプレート
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概要
今回は前回から引き続きAPSハンドガンのプレート練習の話です。前回APSハンドガンのプレートターゲットを作った話はこちら↓
ハンドガンの話の前にちょっと前置きを。
APSで中学生優勝⁉︎
プレートターゲットを作った後、APSライフル所沢公式に向けて気分はノリノリだったんですが前々日の金曜日に微熱が出ちゃいました。
以前は微熱程度なら気にしなかったんですが、せっかくコロナ禍が改善して来て、これから本大会に向けてみんな調整してる時期です。
そんな時にクラスターとか洒落にならないですからね。念の為、お休みする事にして主催者さんに連絡しました。(結局、検査結果は陰性でしたが)
丁寧なメールの返信を頂いたたバトンの渡辺さん、ありがとうございました。
渡辺さんはライフル射手がよく着る射撃コートを着ません。射撃コートとはオリンピック選手がよく着てる
こんなやつです。APSライフルの優勝候補選手の方々もみんな着ている身体の揺れが止まるチートアイテムです。
渡辺さんは、これを着ずにAPSライフルの公式練習会で194点を出してフリーサイト部門で優勝した事もある凄い人です。体幹が強いんでしょうね。
私も射撃コートは持っていませんが、練習次第ではコート無しでも上位に行ける可能性がある!という希望を示していただきました。
私のような気軽に射撃を楽しみたい層にとってコートはちょっとハードルが高いんですよ。
ただ、実銃エアライフルの為の自宅練習も兼ねてAPSライフルを撃ちたい人も居るだろうし、その気持ちも分かるのでコートを否定はしません。
APSを部活として広めたいというマルゼンさんの初志も素晴らしいと思います。(後述)
射撃部の入門編としてのAPSならコートだって着るでしょうし。
と、ここまでこの記事の下書きをしていた頃、とんでもない速報が入ってきました。
今回のAPSライフル所沢公式の優勝者は中学生だそうです!面識は無いので詳細は分かりませんが、おじさん達の集いとなっていた感のあるAPSの世界に前途有望な若者が入って来てくれたようです\(^^)/
これこそマルゼンさんが待ち望んでいた事でしょう!
JASG公式サイトでも紹介されていましたが13歳だそうです。↓
13歳って事は中1か中2ですね。自分の子供とそんなに変わらない年齢なので応援したくなります。しかもライフルですからね。
実銃競技、平たく言えばオリンピックを目標にした場合、ピストル(ハンドガン)競技はあまりにも狭過ぎる門です。
日本国内ではピストル所持資格の人数制限や指導者不足等の育成環境の問題もあり海外勢に比べ最初からハンデを背負ったような状況です。
それならライフルの方が・・・という選択は賢明だと思います。
また、ハンドガンは練習し過ぎると肘が痛くなる事があります。銃の重さを三角筋と肘の靭帯で支えているので負担が大きいんでしょうね。
私も据銃に関してはハンドガンよりライフルの方が楽になりました。最初は「ライフル重っ!」と思っていましたが、ボーンサポートを意識するようになるとライフルの据銃は筋力を使いませんからね。まぁ運搬は大変ですが^^;
肘関節への負荷を考えると成長期の子供にはライフルの方が負担が少ないかもしれません。
そういうニーズに応える為にも精密射撃のポジションが取れる銃(SR96)を作ってくれたマルゼンさんには感謝しています。
ここでやっと競技認定銃しか出場出来ない、つまり有害玩具エアガンとは一線を画すというレギュレーションが活きてくるんですね。18歳未満でも撃てますから。
マルゼンさんにはSR96の継続販売と補修パーツやプレシジョンサイトの在庫の充実を期待したいです。
この中学生の話を見た時、フロンティアの山中社長がヤマナカラジオで話しておられたマルゼン前社長さんの想いが少しだけ実を結んだのかな・・・と思って目頭が熱くなりました。
ヤマナカラジオはこちら
つい、大好きなライフルについて語ってしまいましたが、我々おじさんが趣味レベルで楽しむならハンドガンの利点は多いと思っています。
自宅でも5mなら確保しやすいし、銃の運搬・保管が楽だし、5mな事も手伝ってノーマルでも良く中たるし、初期投資が安いし。
趣味を愉しむ為には「手軽に遊べるか?」は重要だと思います。
ではハンドガンの話に戻ります。
マッチプレッシャーを再現したい
マッチプレッシャーとは、試合会場で緊張して手足が震えたり、ガンドロップしたり(ホルスタードローの場合)する事です。
私がいつもAPSライフルやっている1センチサイコロ5個を満射する練習方法は銃の揺れを止める事が目的ではありません。どうせ止まんないし^^;
満射出来るか?という緊張感を感じる事が目的です。
だから簡単に満射出来るような大きなターゲットじゃ緊張しないし、かと言って「どうせ無理だろ」と諦めちゃうような小さ過ぎるターゲットでもダメなんです。
5個にしたのも同じ理屈です。10個だと私にとっては難易度が高過ぎるので。
難し過ぎると「どうせまたダメだろ」と途中で諦めちゃうので「必ず中ててやる」という集中力を最後まで維持出来ないんです。
集中すれば満射出来る!と思えるギリギリの大きさのターゲット選択が重要です。4個目まで中たった後の手足の震えをどうやって克服するか?をマッチプレッシャーと見立てるという練習です。
その大きさがライフルの場合は5mで1センチだつたり、
ハンドガンなら5mで2センチだったという事です。
ハンドガンでは約2センチの金折を使います。中たった時のキン!という気持ち良い金属音もモチベ向上に効果テキメンです。
プレート競技に求められる要素
5個の金属ターゲットの練習に求められる要素はブルズアイと同じです。2分で5発だとコッキングの後じっくり狙える時間が20秒くらいあります。
(ライフル本大会でプレート満射した時は前日にこれ↓を撃ってました。)
ライフルのプレートでは2分で8個撃つのでコッキングの後、じっくり狙える時間は実質10秒ちょっとです。
ブルズアイよりは忙しいですが、10秒あれば辛うじて呼吸が浅く揺れが少なくなった所で2秒くらい掛けてトリガーを絞る事が出来ます。
ハンドガンのプレートは求められる要素が全く違います。そういう精密射撃のやり方が使えません。
- 銃を振り上げて
- 狙いを定めて
- トリガーを引く
この3ステップに許された時間は3秒です。
ブルズアイのようにじっくりと揺れを止めるのではなく、2.5秒で照準出来るか?という要素が必要です。
素早く照準するという意味では”APSの6種目の中で1番スピードシューティングに近い”と思います。特に銃を振り上げる初弾撃ちにそっくりです。
ターゲットが小さい分、スピードシューティングほど短時間では照準出来ませんが、面白さの種類が同じだと思います。
ライフルプレートの照準時間は10秒くらいですが、どうせ15秒位になると余計に揺れて来ますからね。ちょっと忙しいけど精密射撃の呼吸法が可能です。
ムーバーは動的射撃なので早撃ちではなくタイミング撃ちです。
近付いて来るターゲットを横目に見ながらファーストステージを絞り「今だ!」とセカンドステージを絞り切ります。クレー射撃やスラッグ射撃のランニングターゲットはきっとこんな感じなんでしょうね。
シルエットは距離によって変わる弾道落下量を予想する種目なので
風向きの変化で弾道を予想する50mシューティングやサバゲーで遠くの敵を狙う時に似ているような気がします。
プレートのマッチプレッシャーをどうやって再現する?
要は、APS6競技の中で最もスピード要素の強いハンドガンプレートで集中を維持して緊張感を感じるシチュエーションをどうやって作るか?です。
マッチプレッシャーと同じかどうか分かりませんが、どうしたらドキドキするか?緊張するか?いろいろ試してみました。
1番効果的だったのは「満射するまで寝られまテン!」でした。
説明の必要も無さそうですが一応説明します。読んで字の如く寝る前にチャレンジします。
APSアプリに合わせて撃ちます。大プレートを15回、満射出来れば気分良くぐっすり眠れます。
失中したら最初からやり直しです。もう少し・・という時に失中すると「あ゛」と変な声が出て顔に縦線が入ります。
朝イチで重要な仕事が控えてる時ほど効果的!という嫌なプレッシャーを感じる事が出来ます^^;
やってて楽しいか?で言えば、楽しいどころか嫌なストレスが溜まるので他人には全くお勧め出来ません(^^;;
ただ「外す訳にはいかない!」というプレッシャーはかなり強く感じます。
小プレートです。これを15回満射は私には無理です。
大プレートです。これなら集中を維持すれば15回満射出来ます。前回、小プレートだけ買えば良いと書きましたが、すいません、あれは訂正します。
割れてしまった小プレートと並べると大プレートは大きいですね。
大プレートなんかで練習効果あるの?
前回迂闊にも「小プレートが中たるなら大プレートは余裕」なんて書いてしまいました。
金属ターゲットが何故1センチと2センチなのか?の説明と被りますが、「中たったらいいな」と思っているのと「必ず中たる」と思っているのでは集中力が雲泥の差です。
集中力が散漫な状態で沢山撃っても練習効果は上がりません。集中と緊張が必要です。疲れますけどね。
15発必ず満射出来ると思えるギリギリの大きさが今の私にとっては大プレートだったという事です。
大プレートは「使うか分かんないけど一応買っておくか」という感じで買ったんですが、まさか大プレートがメインになるとは。
大プレートに中たるようになったからって本番の成績が上がるか?は分かりませんが、集中力散漫な練習をするよりは効果がある、と信じたいです。
フロンティアの新型スペアプレート
前回の記事のラストで触れたフロンティアの新型スペアプレート↓を買って来ました。
商品名はカスタムスペアターゲット。大が¥400、小が¥300でした。少し値上げしたようですが、割れるより少し高い方が良いです。
旧型より割れにくいらしいのでとりあえずこれでガンガン撃ちまくってみます。スペアプレートの詳細は次回の記事に書きます。
では今回はこの辺で(^^)
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