- 概要
- お座敷シューターに立ちはだかる壁
- 人間のチューニング
- 標的をBB弾にしてみよう
- BB弾でBB弾を撃ってみよう
- 教科書はエニス・津場さんの動画
- もうひとつの教科書、京都大学ライフル射撃部のPDF教本
- 小さな標的がもたらした物
- ブルズアイとプレートの違い
- まとめ
- 今回の練習で使ったG&G0.28gプラ弾をAmazonで見てみる↓
- 10mの命中精度なら超重量弾!BLSの0.48gプラ弾をAmazonで見てみる↓
- BB弾を置く為の小さなOリングをAmazonで見てみる↓
- APSブルズアイ複写式ターゲット(白丸・黒丸)をAmazonで見てみる↓
- 2023年5月にリニューアル(耐久性向上)した、弾が飛び散らないブルズアイターゲット台座(あきゅらぼ)をAmazonで見てみる↓
- 廉価版とは思えない命中精度。マルゼンAPSライフルSR-2をAmazonで見てみる↓
- マルゼンSR-2の記事はこちら
- マルゼンSR96-11Sの他の記事はこちら
- 自宅でAPSを撃つ為の用品紹介はこちら
- APS関連の記事一覧はこちら
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概要
今回は、APSライフルの練習方法を変えてみたので何の為にそんな事をするのか?という話です。
前回のAPS本大会で何とかエキスパートバッジを獲得出来ました。その時の記事はこちら↓
次に狙うのはマスターバッジですが・・・私は視力が低い事と、
東郷さんちの馬鹿息子に憧れてライフルを好きになったオタクシューターなので、スコープを使うフリーサイト部門に出ます。
となると、マスターバッジ獲得には190点取らないと届かないので10点分のミスしか許されません。
因みにオープンサイト部門なら20点のミスまでオッケーです。
これを考えるとオープンで出た方がバッジ獲れるかな?と脳裏を過ぎりましたが、バッジを獲る事よりスコープで狙う事が楽しいのでフリーで行きます。
お座敷シューターに立ちはだかる壁
190点という点数だけでもAPS界のトップレベルの一角に食い込む!という身の程知らずの高い壁です。
そして越えなきゃならない壁がもうひとつ!
射撃コートです。オリンピック選手やAPSライフルのトップシューターはみんな着ている射撃コートを私は着ません、てゆーか持っていません。
射撃コートというのは硬くて重い素材で出来ていて動き難い、裏を返せば動かないから身体の揺れが止まる、というチートアイテムです。
実銃ライフルを撃つ為にコートを持ってる人も多いだろうし、コートオッケーのレギュレーションに文句がある訳じゃありません。
むしろAPSで練習した若年層がAPSを卒業してオリンピックを目指して欲しいし、その為にコートに慣れる機会もあった方が良いでしょう。
JASGさんもそれを夢見ているだろうし、その理想には共感します。
私は電車で寝ながら会場に行きたいお気軽エンジョイ勢なのでコート無しでやります。
スコープを使っても良い、コートを着なくても良い、こういう幅広さがAPSの魅力のひとつだと思います。
ただ、それがどの位の難易度なのか気になったので、コート無しで190点を取った人が居るのかAPS公式の過去のリザルトを調べてみました。
ここ数年分しか見ていないのでもっと昔の事は分かりませんが、コート無し190点を達成しているのは2人だけでした。
W◯さんとA◯さんです。毎回190点という訳じゃなく、調子の良い時に出る、という感じのリザルトでした。
APSライフルのリザルトですから、銃のコンディションに左右されたのかも知れませんね。
お二人の事は詳しく存じている訳ではありませんが、とてもアマチュアとは言えない人達です。
元々上手い上にシューティングレンジのスタッフさんだったり、実銃の精密射撃歴が長い上にAPSライフルのチューニングにも詳しかったり、私のような本物の素人とは別世界の人達です(^^;;
そんな人達でもたまにしか出ない点数!それがコート無し190点です。そんな領域に挑むなら考え方を改める必要がありそうです。
以前、APSラジオでA◯さんが仰られていました。190点の銃を作るまでが大変だと。APSラジオのライフル回はこちら↓
今は当時と違ってSR96があります。SR96はそれまでのAPSライフルと異なりルーズ&ショートバレルです。
それがAPSラジオで話題になっていたフライヤー改善に繋がるのか?は分かりませんが可能性はあるんじゃないかと期待しています。
APSライフルに比べてAPS-3のフライヤーが少ない理由は、半分はバレルの短さとルーズバレル、半分はハンドガン故に短いので相対的にバレルとレシーバー接合部の剛性が高くなるからだと思っています。
畜気式である事がどのくらい影響があるか?は分かりませんが実銃の競技銃は畜気式ですからね。
ショート&ルーズバレルや接合部の剛性の点でSR96は従来のADLライフルより少し良くなったと思います。
あくまで個人的な妄想です。正しいかどうかは分かりません。
まぁ所詮BB弾ですからね。ライフリングのある実銃のような精度は望めません。スムーズボアのスラッグだと思えば。
以前SR96のグルーピングを計測した時の結果です↓
ただ、この時の記録はマイクロサイトでの自己ベストです。後日スコープを載せて再計測した時は残念ながら少し悪化しました。
悪化の要因は想像ですが、パララックスに関する知識不足とシリンダーやバレルの摺動抵抗、つまりグリスの劣化が影響してるんじゃないか?と思っています。
この時の自己ベストの銃の状態をスコープ付で再現、可能なら更なる向上をする事と、その銃の性能を引き出す為に人間のチューニングをする事が今後の課題です。
人間のチューニング
銃自体の精度は現状でもヘナチョコ射手の精度を完全に上回っています。5mの依託射撃なら1センチのサイコロに100%ヒット出来ます。
とりあえず性能が劣悪な人間のチューニングを率先します。
普段の練習は5m先に1センチのサイコロを5個並べて、立射で満射出来るか?という練習をしています。
満射という精神的なプレッシャーを掛けてマッチプレッシャーの練習をしようという目論見です。
仮想ブルズアイみたいなもんですが、ターゲットが吹っ飛ぶと気持ち良い!という射的要素も絡めた遊びです。気持ち良ければ毎日やりますからね(^^)
5mならG&Gの0.28gプラでも中たるし、見える大きさも10m先の10点圏(約2センチ)とほぼ同じだし。
ただこの練習、毎回満射出来るなら良いんですが、ここ最近の満射出来る確率は大体50%くらいで伸び悩んでいます。
最初の頃よりは中たるようになりましたが、190点なんて高得点を狙うならこの程度じゃ全然ダメです。
そこで、根本的な人間の精度を見直す事にします。以前にも書いた話ですが、
事の発端はAPSライフルの総本山バトンレンジにムーバーの練習に行った際にAPSライフル界のトップシューターの1人、I◯さんに聞いた一言です。
「練習ではX圏の◯より内側だけを狙う!」
これを聞いた時は痺れました!何とか10点圏に入ればいいや、と思っていた自分とは意識の高さが違う!と思いました。
念の為、ブルズアイの説明をしておきます。
↑APSブルズアイターゲットは太線の10点圏が直径約2センチ、X圏が直径1センチです。
ブルズアイの点数の付け方は中心のX圏に入った弾は10点の1x、その外側の10点圏に入った弾は10点です。
例えば、さっきの写真。この狙点通りに着弾した場合、X圏には入っていませんから、ただの10点です。
もし、X圏に10発全弾入れば100-10xと言ってAPSブルズアイとしては最高得点です。
例えばこれ。5点と8点の間の線に触れてる弾痕が2つありますね。この場合この2つは8点になります。
I◯さんが話した「練習ではX圏の◯より内側だけを狙う!」というのは「X圏の線に触れる事も許さない!」というシビアなルールです。
そうなるとこの場合はAPSルールなら100-6xですが、I◯ルールだと92-1xとなります。
練習だと10xが出ちゃうような人は、シビアな自分ルールを作らないと自己ベストの記録が出来ないんでしょうね^^;
シビアと言えば・・・
実銃エアライフル10mの10点圏は0.5ミリしかないそうです・・・シャーペンの芯ですね(^^;;
弾(ペレット)は口径4.5ミリなので、上手い人ならほぼワンホールって事ですね!
6ミリのBB弾をX圏(1センチ)の円内に入れるというのも、このワンホールに近い精度を要求されるって事です。
・・・10m先のシャーペンの芯に10連続ヒットですか・・・想像したら気が遠くなってきました。やっぱやめようかな(^^;;
本番の試合では10xの必要は無い、というか無理だけど、本番ではどうやっても練習の時より身体が揺れます。マッチプレッシャーという地縛霊に憑依されるので。
普段の練習で「10点圏に入ればいいや」という練習では、本番では8点圏まで散ってしまう弾が数発出てしまい、ブルズで90点位しか取れないという事です(体験済(^^)
もっと高い点数、96点とか98点を取るような人達は狙点は10xなんでしょうね。
コート無しで「狙点は10x」が出来るようになりたい!
それが私の次のステップです。
因みに練習でペーパーターゲットを使わない理由は「ターゲットが吹っ飛ぶと楽しいから」が1番ですが、
2番目は中たったかどうか?が撃った直後に分かるので「この撃ち方は良いのか悪いのか?」がその場で分かるからです。
ペーパーだと近寄らないと見えませんからね。
標的をBB弾にしてみよう
そこでこんな物を作ってみました。
ターゲット台に小さなOリングを両面テープで貼り付けてBB弾が転がらないようにしてみました。
BB弾を乗せられるOリングをAmazonで見てみる↓
次に、銃と弾の精度は充分か?を確認する為に5m先から依託射撃で5個のBB弾を撃ってみると満射出来ました。銃と弾の精度は問題無さそうです。
弾はG&Gの0.28gプラ弾です。5〜6m位までなら高価な弾と遜色ない命中精度がある弾です。Amazonで見てみる↓
どのくらい狙う感覚が違うのか?を実感したくてBB弾の隣に1センチサイコロを置いてみました。
立射で標的を狙う時、どんなに上手い人でも依託射撃や静止画のようにピタッと静止するのは無理でしょう。
標的がサイトの中で多少なりとも揺れてる筈です。上手い人ほど揺れ幅が少ない、或いは揺れ方がゆっくりというだけで。
私の場合は、体調が良い日のウォーミングアップ後であれば5m先の1センチサイコロの範囲内に1〜2秒くらいなら揺れ幅を抑えられる事もあります。
経験上、風呂上がりが一番よく中たります。血行が良くて筋肉がリラックスしているんでしょうね。サイコロ20連続ヒットの自己ベストを出した時も風呂上がりでした。
では、いよいよ立射でBB弾を狙ってみます。スコープの倍率は12倍です。
「小っさ!!」
1センチが6ミリになっただけで、こんなに違うとは!ミルドットの内側にほぼ入っちゃってます。
小さ過ぎてレティクルの揺れ幅を6ミリの範囲内に収めるのは無理です!
面積比で言えば100から36になった訳ですからほぼ1/3です。
揺れ幅を小さくしなきゃ、と気持ちだけが焦り手に力が入ってしまいます。でも、力が入ると余計に揺れる・・・
待てよ・・・焦ると揺れる?・・・本大会で味わうマッチプレッシャーと同じって事でしょうか。
だとしたら、マッチプレッシャーの練習にもなるかも知れませんね。
BB弾でBB弾を撃ってみよう
いよいよ、立射で撃ちます。中たる気はしませんが^^;
最初に左端のBB弾を狙いました。案の定、立射だと大きく揺れるので、とてもじゃないけど止まるまで待って絞るなんて事できません。
しょうがないので揺れる範囲の中心がだいたい標的付近に来た辺りでトリガーをガク引きします。
結局外しまくって5発目でやっと中たりました。次に隣の1センチサイコロを狙います。
デカっ!・・・これなら楽勝?
6ミリの後の1センチは予想以上の大きさに感じました。
ゆっくり狙ってゆっくり絞ると・・
キィーン!
いやぁ〜気持ちいい。1センチなら揺れが標的範囲内に収まるのを待ってゆっくり絞る事が出来ます。
その後も同じパターンの繰り返しで、6ミリの後の1センチは簡単に満射出来ました。
もしかすると1センチサイコロの練習に慣れて撃ち方が雑になっていたのかも知れません。
だとすると、この6ミリの練習は中たらなくても気を引き締める良い刺激になるかもしれません。
次にBB弾だけを撃ってみました。が・・
案の定、急に上手くなる訳も無いので、やっぱり4〜5発撃ってやっと中たる感じ・・・
運良く初弾で中たる事もありますが、揺れが小さくなってから絞ってる訳じゃないのでホントに運です。ガク引きのタイミング撃ちでたまたま中たっただけです。
これじゃ駄目ですね。いま一度、基本を見直す事にしましょう。
教科書はエニス・津場さんの動画
という訳で今回もライフルショップエニスの津場恭平さんの動画にお世話になります。
(津場さんは単なる店員さんじゃありません。実銃精密射撃の国内トップレベルの選手です。)
今まで何度も観た動画ですが、レベルが上がったり練習方法を変えた時にもう一度観ると「もしかして、こういう事か?」と新しい発見をする事が多々あります。
私の場合、以前はスタンスと腰の角度について「窮屈な姿勢だな。これじゃリラックス出来ないんじゃないの?」と思っていたんですが、
前回の本大会前辺りから「射撃でのリラックスというのは完全脱力とは違うんじゃないか?」と疑問視するようになりました。
例えば膝を伸ばす時、大腿内側広筋を強く収縮させる必要はありませんが、膝窩に軽い突っ張り感を感じる程度の緊張は必要です。
膝関節をロックさせるような感覚ですかね。利き足だと簡単に出来るんですが、非利き足でやるには練習が必要です。
ロックすると足が一本の棒のようになり下半身が安定します。
安定すれば左腕から骨盤そして左足に銃の重さが載っている感覚が強まり、パームレストと左の足裏の間に一本の棒が挟まっているような感覚に陥ります。
- 重い物(銃)が体の近くにあった方が良い
- その為には腰を開かない
- 結果として窮屈な姿勢の方が安定する
という動画内の解説に繋がっているんだ、という事が徐々に理解出来てきました。
津場さんの解説を聴くだけじゃなく、動画なら津場さんの身体の動きが観られます。聴いて観る事によって津場さんが無意識に行っている動作も盗む事が出来ます。
津場さんの立射動画序章
津場さんの立射動画基礎編:据銃しながら観る事をお勧めします。
津場さんの立射動画ルーティン:これも据銃がお勧め。
津場さんの立射動画アプローチ:ドライファイヤーしながら観るのがお勧めです。
津場さんの立射動画トリガリング:ドライファイヤーしながら観るのがお勧めです。(特に17:20〜)
津場さんの立射動画フォロースルー
津場さんの立射動画内的姿勢
もうひとつの教科書、京都大学ライフル射撃部のPDF教本
こちらは京都大学ライフル射撃部のサイトです。PDFなので音が出せない所でも読めます。
津場さんの解説とは表現が違う所も多く、とても参考になります。
前述の「リラックスと完全脱力は違う」というのも、こちらの射撃教本の「単に楽に構えられるフォームとは違う」という一節を読んで「あ!これやっちゃってるかも?」と気付く事が出来ました。
私のようなエンジョイ勢シューターには勿体無い素晴らしい内容です。読んでみて下さい。
射撃教本
http://www.rifle.kusu.kyoto-u.ac.jp/old/members/riflekyohon2011.pdf
フィジカルトレーニング
http://www.rifle.kusu.kyoto-u.ac.jp/old/members/physical.pdf
小さな標的がもたらした物
この文章をここまで下書きをする間の1週間程、教科書観ながらに毎日練習していましたが、4〜5発で中たっていたのが3〜4発位になったかな?という程度です。
そこで気付いたのは、精密射撃なのに早撃ちし過ぎていたのかな?という事でした。オリンピック動画を見ると、みんなゆっくり撃ってますからね。
もっともあれをAPSでやったら時間オーバーになりそうですが。ただ、よく中たった時はだいたいゆっくり狙ってゆっくり絞った時でした。
津場さんのアプローチ動画に出てきた「自然狙点から下りてくる」ってやつです。この時「下りてくる」のであって「無理矢理下げる」訳じゃない、というのも再認識しました。息を吐けば勝手に下りてきますからね。
動画に出てきた「左足を外側に向けない」というのも今回初めて「なるほど。安定するな」と思えました。
今までは「窮屈で力んじゃう」と思っていたんですが、今回はじめて「この方がしっくり来る」と思えました。
小さな標的の恩恵なんでしょうか。揺れ幅を小さくする為に力むより、関節可動域が狭い範囲内に制限されていた方が力まなくても銃が締め付けられるので楽に止められるような気がしました。
今まで窮屈で息苦しいと思っていた立射姿勢。身体が楽か?ではなく、楽に銃が止まるか?を価値基準にするなら究極のリラックス姿勢なのかも知れません。
ブルズアイとプレートの違い
ムーバーは動的射撃なので話は別ですが・・・
ブルズアイとプレートは「10メートル先の動かない物」を撃つんだから似たような練習でいいんじゃないの?と思っていました。
でもブルズアイは理想的には中心の点だけを狙う撃ち方です。
極論すれば、0.5ミリの点を狙う実銃精密射撃と同じ考え方です。
対してプレートは「大きな標的を早く撃つ」という撃ち方です。
ブルズアイのように点を狙う必要はありません。
大袈裟な言い方をすれば精密射撃とスピードシューティングの違いです。
早く撃つ為にどのパートの時間を削るか?ですが、APSの場合はアプローチの時間を減らすしかないと思います。
アプローチとはこれの事です。↓
津場さんの解説の中に「車の急ブレーキ」の話がありましたね。早く撃つ為には揺れるのを覚悟の上で急ブレーキをするしかないと思います。
2分で8発のリズムを覚える為に本大会前に拵えた「5m用なんちゃってプレートターゲット」ですが、少しは急ブレーキの練習になったようです。
プレートの話はいずれまた。
まとめ
今までより小さい標的を狙う事で、オリンピック選手達が何をしているのか、その片鱗を垣間見たような気分です。
小さな物を狙うというのは思っていた以上に奥深い世界ですね。ここまで全身を使うとは。
これを書いている今も6ミリの範囲内に揺れを収める事は出来ていません。そもそもコート無しでそんな事が出来るのか?も分かりません。
でもちょっと楽しくなって来ました。
1センチならボーンサポートなんて息苦しい窮屈な姿勢をしなくても、
軍用銃みたいな持ち方でもある程度練習すれば、そこそこ中たると思います。以前、APSライフルを買う前にVSR-10で撃っていた頃がそういう撃ち方でした。
でも6ミリだと無理です。たった4ミリの差なのにこんなに違うとは!
私がエキスパートバッジに浮かれていた第30回の本大会、オープンサイトクラスではAPSライフルなのにブルズアイ100点!の方が2人も居らしたようです。
銃の仕上がりも興味深いですが、射手の技量も凄いですね。そのレベルならBB弾を狙って中てる事も出来そうです。
その為の正しいボーンサポート。それがホントに必要だと理解出来ました。
マスターバッジが欲しい、と思って始めたBB弾撃ちですが、だんだん中たる事自体が面白くなって来ました。
もっと上手くなって「運良く中たった」のではなく「狙って中てられる」ようになればもっと面白いだろうな・・・と妄想しています。
それは中たった瞬間が見えるから・・・です。
APS競技の中でスコープが有効なのはライフルのフリー部門だけです。
はっきり見えるから面白い世界・・・実弾で缶コーラを撃つ海外動画を観た事があると思います。
面白かったでしょ?
BB弾を撃つと自分で撃った弾が標的のBB弾を砕く瞬間が見える事があります。
標的が砕け散るクレー射撃と同じ面白さです。
精密射撃でそれが味わえるBB弾撃ちは私にとって練習を兼ねた爽快な遊びです。(^^)
では今回はこの辺で。
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コメント
『命中に向けて』
http://www.piyoyonet.com/douraku/shoot/hit.html
このページ中段にペトラ・ズブラシン選手(伊)の言葉として、
「また、勝手に立ちやすい、持ちやすい、撃ちやすい等、姿勢を固めてしまってはいないか。心地よい姿勢より、当てやすい姿勢である必要があり、当たる姿勢は必ず心地よい姿勢とは言えないことを覚えておいて下さい。」
と書かれています。
同じですね ^^
あと、2023年4月に催された所沢公式から2019年1月の富士見公式まで遡って、ライフルクラスでブルズアイ満射した選手がどのくらいいるのか見てみたら、オープンサイト部門で3名、フリーサイト部門は0名でした。
ブルズアイにおいてスコープが必ずしも優位なアイテムじゃない(らしい)あたり、興味深いです。
コメントありがとうございます。
ツイートを拝見しているのでかなりの上級者の方と存じております。
面白いサイトをご紹介下さりありがとうございます。
スタンスや姿勢について考えさせられる事がたくさん記載されていました。
実銃系のサイトかと思ったら、まさかAPSのページがあるとは!面白かったです。
JASGのリザルトを調べていただきありがとうございました。
スコープが何故ブルズで中たらないのか?私も常々疑問に思っています。
フォーカスの関係かと思っていたのですが、それだけじゃないような気がします。
これも今後の研究課題のひとつです。