東京マルイ VSR-10 Gスペック 50mシューティング銃 製作記#1 概要編

マルイVSR-10.Gスペック
箱出し状態だった頃のGスペック。
箱出しだと楽しくシューティング出来るのは
40〜45m位まででした。
短いアウターバレルを仮組み。
ノーマルアウターバレルに対して11cm短いです。
これについては後述します。
完成すると、こんな短さに。
この時点では、外装を付けただけです。

概要

この製作記は、50m先のフライパンを撃つ事を趣味とする私が、大好きなVSR-10で50m先の32cmのフライパンにバシバシ当たる銃が欲しくなり、それを作るまでの製作記録です。

この記事を書いている時点では、もうひとつの愛銃、VSR-10リアルショックバージョンでの自己ベストが30発中、的中16〜17発です。

その時の様子をYouTubeにアップしています。こちらからご覧下さい。

という訳で、Gスペックをあまりお金をかけずに楽しめる銃にしようと思い立ったんですが、現時点では、Gスペックはシリンダーをチューニングしようとして失敗!現在、修理中の為バラバラです。どんなパーツをどう組み合わせるか問題は山積です。
これからのんびり進めて行きます。

構想
50mシューティングに必要な要素とは?

現時点では、重い弾を撃つ事かな?と思っています。
まず、屋外で撃つので風の影響が少ない事。
また、重い方が遠くまで飛ぶから。

重い方が飛ぶ?
例えば、野球の硬球、もうひとつ、硬球と同じ大きさのスポンジ製のボール、このふたつを思い切り投げます。
もちろん硬球の方が勢い良く遠くまで飛びます。

でも、硬球と同じ大きさの鉄球だったら、重くてすぐに落下します。

つまり、その銃のパワーで撃ち出せる、なるべく重い重さの弾を使う事が大事かな?と思います。

重い弾を撃つなら、もちろん、ポップ回転数は高い程良い。

つまり、ホップパッキン通過時の弾速が高い方が良い。

となると、0.989Jになるべく近い速度をパッキン通過時に出す事になるので、その後、インナーバレルでバレル内加速なんかしたら、速度違反になってしまいます。

だから、なるべくバレル内加速をさせない。

その為にはインナーバレルが短い方が良い。

勿論、バレル内径を太くするのも有効だと思います。

次に命中精度を上げるには?

最重要だと思うのは、初速の安定性です。
毎回同じ初速で撃ち出せれば、理論上だけなら、毎回同じ所に落下します。

ホップ回転数も同じです。
毎回の回転数が同じなら、どの位浮き上がるか?も毎回同じです。

左右へのブレはホップ回転方向が毎回同じなら、また、インナーバレル内壁に弾が当たって回転方向が変わったりしなければ、左右のブレは風の影響だけになる筈。

全て理論上だけなら、って話です。
でもなるべく、それを目指します。

構想まとめ
・ホップ回転数を上げる
・ホップパッキン通過速度を上げる
・ホップ回転方向の安定化
・バレル内加速を最小限に抑える
・バレル内接触を減らす

これらを出来るだけ、なるべく低予算で実現したい訳です。

だって、高価なコンプリート銃を買えば、一気に解決だけど、面白く無いでしょ。

純正パーツでは、どうしようもない所だけは、交換するとしても、なるべく「自分で作り上げた銃で達成した」
という感動を味わいたいんです。

パーツ構成
どんなパーツを組み込むのか?

・短いインナーバレル
バレル内加速低減の為。

・短いアウターバレル
せっかく、インナーが短くなるので、アウターも短くすれば、短いガンケースに収納出来るから。
つまり持ち運びの為であって性能には関係無いです。

・ホップが強く安定しているホップシステム
これは、どんなパーツを組み込むか思案中です。
完成後も変更するでしょうし。

・加速シリンダー
短いインナーバレルと強いホップパッキンに効率良く圧縮空気を送り込む為に加速シリンダーが最適なのでは?と思ったので、試してみます。

注釈:加速シリンダーとは?(既にご存知の方は読み飛ばして下さい)
加速シリンダーとは、シリンダーの側面に穴を開けてピストンが加速する距離を増やすチューニング手法です。
ピストンのストロークは、前半の加速区間と後半の圧縮区間に大別されます。
圧縮区間を減らして、その分を加速区間に割り当てます。

当然、圧縮区間が減るので、排出空気量=排気量は少なくなります。

排気量が少ないので、太い、或いは長いインナーバレルと組み合わせると、インナーバレル内での加速中に、弾を後ろから押してくれる筈の空気の圧力が下がり、負圧になって弾を後方に引っ張ってしまいます。

なので加速シリンダーに組み合わせるインナーバレルはバレル内容積が小さめの物が適しています。

注釈は、ここまで。

という訳で、大雑把な設計図は頭の中には出来上がっていますが、問題はまだまだあります。

・良いホップシステムをどうやって見つけるか?
・最適なインナーバレル長とピストンストロークのバランスは?その時のスプリングとピストン重量は?

とりあえず、何度も試してみるしか無いでしょうね。

とは言え、シリンダーへの穴開けは後戻り出来ない工程なので緊張します。

次回から、どんなパーツを使うのか?
それぞれのパーツの紹介をしてみようと思います。

次回は加速シリンダー編です。

この製作記についてはシリーズ化する予定です。今回はタイトルに#1と付けました。第1話という意味です。ブログメニューのサイドバーにカテゴリー分けもしてあるので、Gスペックのカテゴリーを参照してみて下さい。スマホの場合は上下にスワップするとサイドバーの表示が出ると思います。

では、今回はこの辺で。

後日追記:最終話へのリンク

この製作記の第1章、つまり一応実射可能な状態になるまで、全33話を要しました。今回は第1話です。

とりあえず結果が知りたい、という方は下記のリンクから、33話のまとめを参照して下さい。↓

東京マルイ VSR-10.Gスペック 50mシューティング銃 製作記#33 一応完成。仕様まとめ編
やっと完成しました。前回までは・・・長かった内部機構の調整も一通り完成し、一応、実射可能な状態になったGスペック加速シリンダー仕様。今回はスコープも付けて、完成形にすると同時に、今回の仕様のまとめを書いてみます。一応完成とは、50mの実射を...

結局、どんな加工をしたのか?を箇条書きにしてあります。

Gスペの記事一覧へのリンク

また、サイドバーのカテゴリーからも33話分を一覧で見る事が出来ます。カテゴリーはこちらからも行けます。↓

マルイVSR-10.Gスペック
「マルイVSR-10.Gスペック」の記事一覧です。

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