![](https://gun.odaryuji.com/wp-content/uploads/2021/12/img_8098-1024x378.jpg)
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概要
今回は、優れたストックを備えたマルゼンAPSライフルSR96-11Sの調整機構を更に活用しよう、という話です。
事の発端は、この動画を見たから。
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実銃ライフル射撃のトップ選手でもあるライフルショップエニスの津場さんがSR96-11Sの解説をしてくれています。
津場さんの仰るように、あまりバットプレートを後ろに伸ばしても、長くなり過ぎるような気がしていたし、
逆にチークピースはもっと上げて、頬骨との密着感が欲しいなと思っていた所でした。
そこで動画中にも出てくるように、バットプレートとチークピースの台座部分を交換してみる事にしました。
現状確認
念の為、現状でどの位のセッティングになっているのか確認しておきます。
![](https://gun.odaryuji.com/wp-content/uploads/2021/12/img_8094-1024x768.jpg)
チークピースは、これ以上上げたくても上げられないというギリギリの所まで上げてあります。
![](https://gun.odaryuji.com/wp-content/uploads/2021/12/img_8093-1024x768.jpg)
逆にバットプレートは、シャフト部分が長過ぎて余ってしまっています。
台座部分を交換
とりあえずバラしてみました。
![](https://gun.odaryuji.com/wp-content/uploads/2021/12/img_8096-1024x608.jpg)
チークピースとバットプレートのプレート部分を外してみました。固定用のボルトは4本共、同じ物です。
![](https://gun.odaryuji.com/wp-content/uploads/2021/12/img_8097-1024x441.jpg)
台座側のプレート部分とシャフトを固定しているボルトも同じ。異なるのはシャフトの長さだけのようです。
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これなら組み替えも簡単です。とりあえず、銃を体幹に近付けるようなセッティングにしてみました。
![](https://gun.odaryuji.com/wp-content/uploads/2021/12/img_8100-1024x768.jpg)
ストックに組み付けるとこんな感じ。バットプレートは元と同じ位置ですが、チークピースはかなり上まで上げる事が出来ます。
立射してみた感想
いやぁ!良いですねぇ(^^)
以前と比べると、肩と頬っぺたの間の空間にストックがピタッと嵌まり込んでくれる感じ!
銃の後端部のホールド力が上がったような気がして気持ち良いです。
頭の重さをチークピースに預けても安定するので首の筋肉も楽です。
私の場合、顔がデカいので、このセッティングが合っていたようです。
ボルトハンドル切断!
おかげで首・肩周りがリラックス出来るようになり、肩と頬と左手で銃を保持する感覚が得られるようになり、右手を離しても銃が安定する気がします。
が、ここで新たな発見が・・・
銃が右に傾く・・・?
以前から薄々感じてはいたんですが、銃の右側が重いような気が・・・
ボルト操作の為にボルトに触っている時は気にならないんですが、ボルトから手を離した時に、銃が右に倒れようとするのを手で無理矢理抑えてるような気がしました。
もしかして、
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ボルトハンドルの先っちょの丸い部分が重いのかな・・・?
そもそもこのハンドル、長過ぎてちょっと邪魔なんですよね。
バラさないとガンケースに入らないし、コッキングする時も、パーツに負担を掛けないように真っ直ぐ引きたいからハンドルの根元しか触らないので、丸い部分が手に当たるし。
実銃のL96がこういうハンドルだから、というのも分かりますけどね。
実銃と違い、柔らかい素材で出来ているエアガンでボルトハンドルを長くしたら、
ボルトに斜め方向の力が掛かりレシーバー内側面が摩耗してボルト固定力が低下したり、
その結果、BB弾保持位置不均一やパッキン気密低下の原因にもなりかねません。
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という訳でチョン切りました。糸鋸と棒ヤスリで手作業です。もっと硬いかと思ったら、以外と簡単に切れました。
人差し指しか掛からなくなりましたが、ボルトを引く時は左側を親指で抑えて真っ直ぐ引くので、実は指に掛かる負荷は殆ど変わりません。
バイポッド
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ライフルショップエニスにプラインサート(通称:プライン)を買いに行った際に
(プラインの詳細はこちら↓)
![](https://gun.odaryuji.com/wp-content/uploads/2021/10/img_7549-160x90.jpg)
ついでにバイポッドを買いました。
![](https://gun.odaryuji.com/wp-content/uploads/2021/12/img_8033-1024x768.jpg)
銃の前の方を重くしたら多少安定するかな?という事と、大会の待ち時間の間、銃を置いておく時に使います。
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アンシュッツ製です。¥5000でした。
鉄の棒をひん曲げた簡単な構造の割に高い気もしますが、SR96への脱着がとても簡単だった事や、アンシュッツというブランドに惹かれました。ミーハーなので^^;
折り畳んだり伸縮したりは出来ないので、ガンケースに入れる際は取り外す必要があります。
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ちょっと前屈みになりますが、長過ぎても邪魔なので丁度良いんじゃないでしょうか。
アンシュッツのバイポッドの問い合わせはライフルショップエニスへ↓
まとめ
まだ細かい所が気になる部分もありますが、とりあえず、そこそこ満足出来るレベルまで仕上がってきました。
後は10m実射でグルーピングを確認してから、プレートや特にムーバーのタイミングを掴む為にレンジに行きます。
練習というより遊びです。特にムーバーは面白いですからね。ムーバーの詳細はこちら↓
![](https://gun.odaryuji.com/wp-content/uploads/2021/07/img_6661-160x90.jpg)
次回は10m実射によるグルーピングの確認です。ちょっと緊張してます。
96LEウッドに勝てる銃を目指してチューンしましたが、向こうはスコープ付ですからね!
まぁ、ダメ元でやってみましょう。
では今回はこの辺で。
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![](https://gun.odaryuji.com/wp-content/uploads/2021/10/F4938B0F-A642-4C34-9B1C-521751C4F166-scaled.jpeg)
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