概要
今回は、お座敷シューターがガスブロを圧縮空気で撃つために「最低限どれを買えば撃てるの?」に関するまとめです。
前半で圧縮空気用品、後半でターゲットの話をします。
お座敷シューターにとってはレギュレーションとか携帯性とか試合で有利とか関係ありません。
色々なガスブロに接続できて、真冬でも快調に動き、夏のフロンより少し強いリコイルがガンガン来ればオッケーです。
これもあれば遊び方が拡がる、という拡張系パーツもありますが、それは後からでも良いと思います。
「最低限これだけあれば撃てるよ」という圧縮空気用品を紹介します。
プロテックBull-01本体
まずはBull-01本体です。これが無いと始まりません。
Amazonが欠品の場合はプロテックに直接問い合わせてみて下さい↓
フロンガスの空き缶は・・・家にありますよね。市販されてる殆どのガス缶が使えます。
もし無ければ、ウッドランドの500cc缶は容量が少し大きめでお勧めです。これを2本使います。つまり1000ccのエアボンベです。
1000ccの圧縮空気で、マルイのハイキャパは約200発、マルイのデトニクスで約270発、マルゼンのスコーピオンなら約400発撃てました。
その他、エアホース等の必要な部品は本体セットに同梱されています。
コネクティブプラグ
それとコネクティブプラグです。
マガジンのガス注入バルブを外して、代わりに付けるやつです。
このコネクティブプラグだけは本体セットに同梱されていません。銃のメーカーによってネジ穴の規格が違うからです。
コネクティブプラグはタイプ1〜3の3種類があります。
タイプ1:ネジ径M5.0 x P0.8
TANAKA・WA(M11を除く)・新日本模型・マルゼンPPK/S
タイプ2:ネジ径M5.0 x P0.5
MARUSIN・KSC・旧MGC・DEGICON
タイプ3:ネジ径M4.5 x P0.5
MARUZEN・KOKUSAI・KHC・MARUI・WA(M11)・タニオコバ(KJ)/M4
このメーカー適合表の通りでほぼ大丈夫ですが海外製エアガンの場合、こんな説明書きがありました。
「海外製のガスガン(注入プラグ)サイズも上記の中から適合する場合がほとんどですが海外製品は、同じメーカーでも商品毎にサイズが変更になったり製造時期でサイズが変わったりなどでどの製品が適合するかの判断が非常に難しいのが現状です」
という事らしいので、一応ネジサイズの簡単な測り方を書いておきます。
例えばネジ径M4.5×P0.5というのはネジ山の直径が4.5mm、ネジピッチが0.5mmという意味です。ネジピッチとはネジ山の間隔の事です。
そんなの測れないよ、という方は専用の工具を使いましょう。
ノギス:これでネジ山の外径を測ります。
ピッチゲージ:これでネジピッチを測ります。
空気入れ(フロアポンプ)
圧縮空気を充填する為のポンプは以前の記事でも解説しましたが、一言で言えばこれ↓
レザインのスーパーフロアドライブというポンプが2022年時点でもイチオシです。
もっと安いのじゃダメなの?手動じゃ疲れるんじゃないの?という疑問がある場合は、以前の記事で詳しく解説しています。↓
撃つだけなら無くても良い物は?
ここまでに挙げた物だけで最低限撃つ事が出来ます。ここからは無くても撃てる物です。必要なら買い足せば充分です。
まずはプロテックのARチャージカプラーセットです。これは何かと言うと・・・
ポンプで空気を入れて、ポンプの口金を外す時、素早く外さないとプシュッと空気が少し抜けます。その時の空気の抜け方を最小限にしてくれる物です。
取り付けは簡単なのでやっぱり必要かな、と思ったら買えば良いと思います。
同じくプロテックの二次圧力計です。エアボンベ内部の残圧は標準装備の一次圧力計で見ます。二次圧力とはレギュレーターで減圧された後、実際に銃に送られる空気圧です。
自分の銃が何気圧で動いてるんだろう?というマニアックな事が知りたい場合は在っても良いですが、無くても全然大丈夫です。
それから、エアボンベを入れる腰バッグです。
エアボンベを何処かに置いて使う事も出来ますが、腰に付けちゃった方が動きやすいかな?と思って買いました。
スピードシューティングなら立射なのであった方が良いですが、今回はお座敷シューターが主役なので必要なら買えば良いです。
てゆーかこれの方が必須かも。2つのエアボンベの連結です。
直径5cm×厚さ2cmのウレタンクッションを挟んでマジックバンドで止めています。近所のダイソーで買いました。
間に挟む物と縛り付ける物があれば何でも良いと思います。
そして今回も余計なお世話ですが弾速計です。
外部ソースを買うような人は既に持ってると思いますが、もし無ければ最初に買いましょう。
お座敷シューターの為のターゲット
ここからターゲットの話です。興味ない方は「まとめ」まで飛ばして下さい。
お座敷シューターにとって1番大事な事は、正確に中てる事でも速く撃つ事でもありません。
面白いかどうか!それだけです。
ガスブロを握った時、私の脳内イメージでは・・・
暴れる銃を抑え込み・・・
悪人共(標的)を薙ぎ払い・・・
お姫様を助けたり・・・
自分が最強の悪役になったりして・・・
ターゲットを木っ端微塵に吹っ飛ばす!
そんな妄想をしながら、私の脳内は硝煙で一杯です。
私がガスブロで遊ぶ場合、ターゲットに求める事は、
- 派手に吹っ飛ぶ(動く)
- 気持ち良い音がする
- ちゃんと狙えば中たる程度の大きさ
- いちいち並べ直すのは面倒臭い
- 頑丈
この5つです。ちょっと解説します。
・派手に吹っ飛ぶ
ザクと同じで派手に吹っ飛んでくれた方が爽快です。ザクみたいに爆発させるのは無理ですが^^;
・気持ち良い音がする
ガンダムが敵を破壊した時、無音だったらつまらなくないですか?
ガンダムもマクロスもヤマトも破壊音が官能的だから映像が引き立つんじゃないか?と思います。
・ちゃんと狙えば中たる程度の大きさ
殆ど狙わなくても簡単に中たるような標的だったらすぐ飽きちゃうような気がします。あまり小さ過ぎても精密射撃になっちゃいますが。
・いちいち並べ直すのは面倒臭い
これは説明不要でしょう。
・頑丈
例えスチールの空き缶でもたくさん撃てば穴が空くし、毎日撃てば千切れます。BB弾程度ではびくともしない頑丈さが必要です。
金属ターゲット
私が練習ではなく遊びとしてガスブロを撃ちまくる時によく使うのがこれです。
ホームセンターで売ってる3×4センチの金折です。肉厚が3.2ミリあるのでBB弾では凹みもしません。
また、肉厚があるとキィ〜ンと良い音がします。薄いとペコッという情けない音になるんですよ。
3.2ミリだとそこそこ重いので、撃った後に揺れ過ぎて次弾が撃てないなんて事も少ないです。
3×4センチだとマルイのハイキャパで5mから撃つと、ちゃんと狙えば中たる大きさです。
もう少し精度の低い銃の場合、4×6センチとか6×9センチのやつも売ってます。
これをゴムヒモで吊るしてあります。並べ直すのが面倒臭いからです。ゴムヒモが1番切れにくいような気がします。
3×4センチ↓
4×6センチ↓
5×7.5センチ↓
6×9センチ↓
金属ターゲットの欠点
この金折標的の欠点は部屋に弾が散らかる事です。フローリングならまだしも絨毯ならお勧め出来ません。
弾が散らかると困る場合はAPS用のターゲット台座をお勧めします。これなら弾は殆ど散らかりません。↓
シューティングスクリーン
ちなみにこんなのを見つけたので念の為貼っておきます。ESシューティングスクリーンというようです。
まとめ
とりあえずこんな感じですかね。
この記事、休日にお座敷シューティングしながら書いたんですよ。
APSとかスピードシューティングとかのターゲットを撃ってると、どうしても「もっと正確に」「もっと速く」という”練習”になっちゃうので、しばらくやってると疲れてくるんですが休憩の代わりに・・・
何も考えず、ガスブロを”遊び”としてぶっ放すと、何とも言えない解放感と、何か大切な事を思い出したような安堵感を感じました。
気付くと練習より多くの弾を撃ってました(^^;;
ただ好きな銃を撃つだけで面白い、という原点を思い出したような気がします。
そういう脳を空っぽにして心を満タンにしてくれるような遊び方にはガスブロが適していると思います。
モデルガンに近いのかも知れませんね。
エアコキや電動にも長所はありますが、ガスブロには独特な世界があるような気がします。
そんな事をしている内に、もっと色んなガスブロが欲しくなってきました。
フロンだと動作が不安定な浪漫銃でも、空気圧を調整すればキレッキレです!
ガスブロジャンキーの知人のコレクションの一部です。↓
いやぁ〜、いいっすね〜!是非、空気で撃ってみたいです。
では今回はこの辺で(^^)
ガスブロを圧縮空気で撃ちたい!シリーズ一覧はこちら
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