ガスブロを圧縮空気で撃ちたい!vol.7 1ヶ月使ってみた編

ガスブロを圧縮空気で撃ちたい

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概要

前回までの記事で、ガスブロを空気で撃つ為に、パーツを選び、組み立て、初速を測定しました。

今回は1ヶ月使ってみた感想です。

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どんな使い方をしたの?

この1ヶ月、自宅の5mレンジでフロンティア製スティールターゲットセットの鉄板を4枚並べて自己流スピードシューティング練習に明け暮れました。

銃はハイキャパ5.1、集光サイトが付いていますがそれ以外はフルノーマルです。

パワーソースは前回紹介した圧縮空気。

ホルスターは、この圧縮空気シリーズの前に当ブログで紹介したサファリランド015。結局、外部ソースセットより015の方が高かったですね(TT)

何発撃てる?

ガス缶2本に10気圧の圧縮空気を約1リットル溜めると、だいたい200発撃てます。

Bull-01には、こんな感じのエア残量計が付いてるんですが、このゲージを見てると、残量0.4気圧位までは、まあまあ普通に撃てます。

0.35位になるとブローバック不足の為、2回に1回しか弾が出なくなるので、その辺が限界でしょうね。

200発は一応撃てますが、180〜190位になると、弱くなり始めます。装填不良を気にせず撃ち続けられる心の広い人なら、220発位撃てるかも知れません。

ただし、これは前回紹介した、レギュレーターを絞った状態での話です。リコイルを楽しむ為にレギュレーターを多めに開く場合は、もう少しエアの減り方も早いと思います。

後日談:レギュレーターを多めに開いても200発生位は普通に撃てました。また、スライド周りのクリーニングとグリスアップをした所、200発目前後の動作も安定し、リコイルも強くなった気がします。

圧縮空気仕様の短所

最初から予想していた事なので、しょうがないんですが、何処か外に持って行く事を考えるとちょっと大変かも知れません。

まぁ、長物を持ち運ぶ事を考えれば、外部ソースセットの中で一番嵩張るフロアポンプでもライフルよりは短いので、50m射撃場にVSR-10を持って行く時の大型リュックを使えば運ぶ事は出来ると思います。

そもそも、車で運ぶ場合は何の問題もありませんが私はバイク移動が多いので。

また、懸念していた、手動ポンプでのエア充填は疲れるんじゃないか?についてですが、毎日やっていたら、大分コツが分かって来て、今では全く苦になりません。

圧縮空気仕様の長所

当然ですが、ガス代無料な事が最大のメリットです。「3ヶ月もすれば新しい銃が買えるほどのガス代が掛かるんだよなぁ・・・」などと憂鬱になりながら撃つ事はありません。

結果として沢山撃てる、上手くなる、上手くなれば尚楽しい、という好循環も生まれます。

妄想ジジイのひとり幸せ

ただ・・・私の場合は、ちょっと違います。

私は極度の「弾が金属に当たる音フェチ」です。

それを聴く為に、実銃所持を諦め、自宅練習場を作り、シューティングを始めた、と言っても過言ではありません。

理想を言えば「実弾がブ厚い鉄板に当たる音」と言いたい所ですが、それはちょっとハードルが高いので・・・。

まぁ、鉄板の音を聞くだけならガスブロじゃなくても、例えばCA870でも良いんですが、ガスブロってやっぱり独特の世界がありますよね。

レギュレーターを絞ったとは言え、集中して標的を狙っている時に、ドン!とリコイルが来ると、かつてグァムで撃った実銃の”脳が揺れるような反動”を思い出します。

実際には、圧力を下げるとドンではなく、トン程度なんですが、集中してるとドン!に感じます。

同様に、集中する事によって、エアガン程度の発射音でも、ポスがパァン!に聞こえます。

これが組み合わさると私の脳内では、パァン!ドン!キィン!・・・という、まるで45ACPで30mmの鉄板を撃ったかのような妄想が繰り広げられます。

たくさん撃つ事によって、だんだんとその世界にのめり込んで行く感覚・・・脳内麻薬が出まくる瞬間です。

エアを充填しながら、限界速度に挑みつつ、休み無しで1000発撃ち終える頃には、腕はかなり疲れます。

が、脳と身体が軽くなるような感覚・・・最高に幸せです。これが私にとっての一番のメリットです。

因みに、フロンティア製スティールターゲットの音質にも感謝しています。特に紐で吊るすと音がカァ〜ンと良く響いて美しい音色を奏でます。紐だと適度に揺れるので当てた実感が湧いて楽しいし。

フロンティアのAPSシルエットターゲットもキィンと気持ち良い音がします。

シルエットターゲットの場合は、当たると派手に吹っ飛びます。これも楽しいです!

ターゲットの楽しさは撃つ楽しさを倍増させます。フロンティアは良いターゲットを作りますね。

まとめ

1ヶ月間、平日は200〜400発、週末は600〜1000発程撃ちまくってみました。

現時点では、圧縮空気セットに不具合は無く、快調に動いてくれています。とは言え、工業製品ですから、いずれは劣化するパーツも出てくるでしょう。また、運用上の不便があれば、改良したくなる事もあるかも知れません。

その前に、マルイのガスブロAKM、WEのガスブロM16A1、マルゼンのM11イングラムやvz61 スコーピオンを買うかも知れませんし。

その時にまた続編を書きます。空気で撃っている動画は、そのうち撮りたいと思います。フロンガスで撃っていた頃の動画はこちらです。

東京マルイ ハイキャパ5.1 - YouTube
早く撃つのは銃だけです。

では今回はこの辺で。

後日追記

約一年後、続編を書きました。「vol.8 レギュレター全開&複数のガスブロで撃ってみた編」という内容です。こちらからどうぞ↓

ガスブロを圧縮空気で撃ちたい!vol.8 レギュレター全開&複数のガスブロで撃ってみた編
概要 前回までのvol.7までで、ハイキャパを圧縮空気で撃つ為の基本的なパーツは一通り揃い、1ヶ月使って問題ない事も確認しました。 プロテックBull-01をAmazonで見てみる↓ あれから約1年。 APSライフルみたいに毎日撃っていた訳...

ガスブロを圧縮空気で撃ちたい!シリーズ一覧はこちら

ガスブロを圧縮空気で撃ちたい
「ガスブロを圧縮空気で撃ちたい」の記事一覧です。

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