東京マルイ VSR-10.Gスペック 50mシューティング銃 製作記#29 ブレーキロッド無しのピストンとリアルショック用スプリングで初速測定編

マルイVSR-10.Gスペック

前回までは・・・

インナーバレルは200ミリまでカット。加速シリンダーとのバランスを取るつもりが思うように初速が上がらず、リアルショック用のスプリングに交換してみたら、強ホップ時の初速が上がると言う好ましい特性に。それでも初速はまだ低いので、今回はブレーキロッド無しのピストンに交換してシリンダー排気量を増やしてみます。

今回使うピストンは・・

ブレーキロッド無しのピストン(下)
この前、Oリングの話の時に出てきたばかりです。

このブレーキロッド(エアダンパーロッドとも言う?)無しのピストンは、ノーマルのGスペックのピストンのロッドをチョン切っただけです。実質はリアルショック用ピストンの錘を外した状態と殆ど同じです。

つまり、これでセッティングが出るようなら、機関部に関しては、リアルショック用のパーツだけで同じ仕様が作れると言う事です。

組み込みはいつも通りです。特に変わった事はしません。

また、交換前のロッド付ピストンに比べると多少、エア漏れが多いです。

そして今回は、以前測った240ミリバレルの時にロッド無しピストンとGスペのスプリングの組み合わせで測定した初速も参考データとして比較します。

文中に前回と書いてあるのは、ピストンのみロッド付でスプリングは同じリアルショック用。240と書いてあるのは、240ミリバレルとGスペスプリングの初速データの引用です。

今回はロッド無しピストンと
リアルショック用スプリングでの初速です。

初速測定開始

ホップ0

前回は65.86・63.90・64.10・63.37・64.78。初速変動幅は2.49。

240は81.79・82.48・82.41・83.25・83.45。初速変動幅は1.66。

今回は78.80・80.48・81.01・81.21・81.09。初速変動幅は2.41。

240に比べると初速も安定性も低下です。

ホップ5

前回は66.00・65.71・65.02・65.02・64.57。初速変動幅は1.43。

240は82.15・81.88・82.43・82.89・82.50。初速変動幅は1.01。

今回は81.48・81.25・81.00・81.72・80.78。初速変動幅は0.94。

240に比べて初速は少し落ちましたが、安定性が良いです。

ホップ10

前回は68.55・67.77・68.01・66.95・68.82。初速変動幅は1.87。

240は81.18・81.01・81.39・80.08・80.41。初速変動幅は1.31。

今回は80.27・80.00・80.19・79.77・80.27。初速変動幅は0.5。

240に比べて初速が少し低下。でも、この安定性の最高記録!これは理想的です。

ホップ15

前回は69.03・70.36・70.15・70.35・69.42。初速変動幅は1.33。

240は77.20・78.56・77.70・76.89・75.75。初速変動幅は2.81。

今回は77.65・77.87・77.34・76.81・76.75。初速変動幅は1.12。

ホップが強くなると、240比較の初速が上がって来ましたね。安定性もまあまあ。

ホップ18

前回は68.54・69.29・70.23・71.34・69.64。初速変動幅は2.8。

240は73.30・74.63・74.38・74.95・74.17。初速変動幅は1.65。

今回は75.89・74.83・75.35・73.46・75.27。初速変動幅は2.43。

このホップまで来ると、初速は240より高いかも知れません。安定性はちょっと・・

ホップ20

前回は69.84・69.92・70.91・68.60・70.17。初速変動幅は2.31。

240は73.83・74.08・74.72・73.40・74.15。初速変動幅は1.32。

今回は74.36・74.91・74.77・72.81・76.03。初速変動幅は3.22。

ホップ18と同様、240に初速は僅かに勝ってるかな?安定性が駄目ですね。

考察

久しぶりのオーバーです。どっちにしろバラし保管ですが。

今回の結果を見ると、240のGスペ用スプリングに比べて、強ホップ時の初速の低下が少ないような気がします。

強ホップに負けないというのは、ピストンストローク後半にピストンスピードが維持出来るか?という事かも知れません。

本当はロッド付ピストンを使って、シリンダーのネジ山の負担を抑えたかったのですが、ロッド付で加速ポートを付けて、ピストンスピードだけで、慣性力を稼ごうとすると、元々のシリンダーの長さでは足りないのかも知れません。

まぁ、それはどうしようもないので、このストロークで慣性力を稼ぐ為には、やはりピストンの重量化が必要なのかも知れません。

と言っても、以前、110gピストンでシリンダーを破壊した経験があるので、錘は最小限にしたいと思います。

次回はピストンに錘を付けます。何グラムにしようかな・・・。

では今回はこの辺で。

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