前回までは・・
ノーマルシリンダーに穴を開けた加速シリンダーの排気量に適合するインナーバレル長を探すべく、純正430mmバレルをだんだん短くカットしている所です。前回は400mmで測定しました。今回は370mmまで切って初速を測定します。
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殆ど変わらないですね。
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・・・あれ?400mmの時より低い?
念の為、数回測定すると、
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400mmの時は1.023jの82.59m/sでしたから、
誤差かな?という程度に落ちました。
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これも誤差程度に落ちましたね。
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これはちょっと大きめに落ちました。
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微妙に上がってますか。
ホップ20での初速安定性を10発撃って見てみます。
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初速変動幅が1m/s以内になりました。
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考察
400mmから370mmに短くして測定してみると、ホップ15の際の初速低下、ホップ20の際の初速アップと初速安定性の向上が印象的でした。
何故、ホップ15段目が突然落ちたのか?分かりません。測定誤差かも知れません。
また、計算上では、まだまだバレルが長過ぎる筈なんですが、初速アップしたのはホップ20の時だけでした。
想像
ホップ15については、考えても分からないので、計測誤差という事にしましょう。
低ホップで殆ど変わらなくて、ホップ20で初速と安定性が向上した事が興味深いです。
両者の違いは何でしょう?
私の想像ですが、ピストンがどれくらい前進した時点で発射されるか?
ではないか?と。
まず、安定性に関しては簡単です。短くなった分、負圧による減速時間が減った事で、排気圧の誤差による初速変動が減ったのでしょう。
ではホップによる変化は?
ホップが強い時は、ピストンが大きく前進して空気圧がかなり高くなってから発射します。
高圧になれば、いくら気密アップしてあっても、多少の空気漏れはある筈です。
つまり、空気漏れの分、シリンダーからの排気量は減っている、となれば、バレルは短い方が、負圧による減速時間が短くなり、初速は上がり安定性も上がる、のでは?
という現時点での仮説です。
次回は340mmまで切ってみて計測します。
では今回はこの辺で。
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