東京マルイ VSR-10.Gスペック 50mシューティング銃 製作記#6 加速シリンダーと370mmバレル初速測定編

マルイVSR-10.Gスペック

前回までは・・

ノーマルシリンダーに穴を開けた加速シリンダーの排気量に適合するインナーバレル長を探すべく、純正430mmバレルをだんだん短くカットしている所です。前回は400mmで測定しました。今回は370mmまで切って初速を測定します。

今回は370mmで測定します。
370mmにカットしました。
測定します。
ホップゼロ最弱。前回は79.67でした。
殆ど変わらないですね。
ホップ5。
・・・あれ?400mmの時より低い?
念の為、数回測定すると、
これがホップ5の最高値でした。
400mmの時は1.023jの82.59m/sでしたから、
誤差かな?という程度に落ちました。
ホップ10。前回は78.31でした。
これも誤差程度に落ちましたね。
ホップ15。前回は73.17でした。
これはちょっと大きめに落ちました。
ホップ20最強。前回は最高値で68.85でした。
微妙に上がってますか。

ホップ20での初速安定性を10発撃って見てみます。

ホップ20の最低速
ホップ20の最高速。
初速変動幅が1m/s以内になりました。
前回より下がったとは言え、オーバーには変わりないので、保管時はバラバラにします。

考察

400mmから370mmに短くして測定してみると、ホップ15の際の初速低下、ホップ20の際の初速アップと初速安定性の向上が印象的でした。

何故、ホップ15段目が突然落ちたのか?分かりません。測定誤差かも知れません。

また、計算上では、まだまだバレルが長過ぎる筈なんですが、初速アップしたのはホップ20の時だけでした。

想像

ホップ15については、考えても分からないので、計測誤差という事にしましょう。

低ホップで殆ど変わらなくて、ホップ20で初速と安定性が向上した事が興味深いです。

両者の違いは何でしょう?

私の想像ですが、ピストンがどれくらい前進した時点で発射されるか?

ではないか?と。

まず、安定性に関しては簡単です。短くなった分、負圧による減速時間が減った事で、排気圧の誤差による初速変動が減ったのでしょう。

ではホップによる変化は?

ホップが強い時は、ピストンが大きく前進して空気圧がかなり高くなってから発射します。

高圧になれば、いくら気密アップしてあっても、多少の空気漏れはある筈です。

つまり、空気漏れの分、シリンダーからの排気量は減っている、となれば、バレルは短い方が、負圧による減速時間が短くなり、初速は上がり安定性も上がる、のでは?

という現時点での仮説です。

次回は340mmまで切ってみて計測します。

では今回はこの辺で。

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