東京マルイ VSR-10.Gスペック 50mシューティング銃 製作記#8 加速シリンダーと303mmバレル初速測定編

マルイVSR-10.Gスペック
430mmインナーバレルとショートアウターバレル

前回までは・・

VSR-10.Gスペックのシリンダーに、切り欠きから2cmの位置に穴を開けて、加速シリンダー仕様にしました。

そのシリンダー排気量に見合うインナーバレル長を探る為、初速を測りながら、純正430mmバレルをだんだんと短く切って、やっとGスペ純正の303mmまで切りました。

初速が1番高くなる長さが、シリンダー排気量とインナーバレル容量が釣り合う長さ、という事になります。

前回は340mmで測定しました。
今回は303mmまで切ります。
これで303mm。Gスペのノーマルの長さです。

測定方法

初速測定はホップゼロ・5・10・15で各5発、ホップ20で10発測定します。遠射用途を考えると強ホップ時の弾速が重要です。また複数発測る事で初速の安定性を見ます。これは命中精度にとって最重要事項です。

では測定しましょう。

測定結果

ホップゼロ最低速
ホップゼロ最高速

340mmのホップゼロでの初速は79.98〜82.46、初速変動幅は2.48でした。初速は少し落ちましたね。今回の初速変動幅は2.43なので初速安定性は大差ないようです。

ホップ5最低速
ホップ5最高速

340mmでのホップ5の初速は81.07〜81.95、初速変動幅は0.88でした。今回の初速変動幅は0.78です。ホップ5も初速は少し落ちました。初速安定性は僅差ですが上がりました。

ホップ10最低速
ホップ10最高速

340mmでのホップ10の初速は79.43〜80.17、初速変動幅は0.74でした。今回の初速変動幅は1.02です。低ホップ域に比べて、初速の落ち方も初速安定性の悪化も大きいですね。

ホップ15最低速
ホップ15最高速

340mmでのホップ15の初速は73.39〜74.36、初速変動幅は0.97でした。今回の初速変動幅は1.26です。初速も落ちていますが、初速安定性の悪化が更に大きくなってきました。

ホップ20最低速
ホップ20最高速
今回もオーバーなのでバラし保管です。
慣れると30秒位でバラせますね。

340mmでのホップ20の初速は69.37〜71.98、初速変動幅は2.61でした。今回の初速変動幅は1.8です。初速は落ちていますが初速安定性が少し向上しました。とは言え、1m/s以上あるので、私的には失格です。

測定結果から考える

今回初めて、全てのホップで初速が落ちました。

430mmから短くする途中でだんだん初速が上がり、今回、下がり始めました。前回の340mm位がちょうどシリンダー排気量とのバランスが良い状態だとしたら。

もしかして、現状の加速シリンダー、切り欠きから2センチの位置に穴を開けた状態のシリンダー排気量でも、303mmのインナーバレルは短か過ぎる、という事でしょうか?

どちらにせよ、最終的には、210mm前後までインナーバレルを詰める予定なので、この際、加速シリンダーの穴を広げる事にします。

次回は、バレルを切るとは一旦休んで、シリンダーの加速ポートを広げます。

では今回はこの辺で。

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