今回は、加速シリンダーと430mmインナーバレルを装着した状態での初速を測ってみます。
ホップ5でオーバーしました。
加速シリンダーにロングバレルなら、もっと初速は落ちると思ってたんですが、以外と出ましたね。
初速だけならバレル長やスプリングスペーサーで調整出来ますが、強ホップで確実に撃ち出すには、強ホップ時に高圧縮を作りだすピストン慣性力と高圧エアを逃がさないシール性が必要です。
本当はやらずに済むならその方が良かったのですが、ピストンに重りを付ける事にします。
この日は、ホップ最強時が0.528jでしたが、この前日、組んですぐに測った時は、ホップ最強だと弾詰まりしました。組んだ後、ホップ最強にして一晩寝かすとパッキンが馴染みます。
参考までにホップ最強での初速安定性も測っておきました。
結構、初速変動が大きいですね。ガスブロじゃあるまいし、これも何とかしたいですね。
この時点での疑問点。
使用したシリンダーは穴が開いてるとは言え、スプリング等はGスペ用のノーマルだし、スプリングスペーサーは未使用です。
小排気量のシリンダーと430mmバレルの組み合わせなので、初速はノーマルより落ちるだろうと予想していました。
でも実際には、初速オーバー。
考えられる原因は、ホップパッキンのセロテープとシールテープ、アウターバレル1回転、ボルトハンドルに嵌めたスペーサー。
これらによる気密向上の効果が予想以上に大きかったのか?
それともシリコンオイルによる潤滑だったので、グリスと比較して粘度が低過ぎたのかも知れません。
また、初速安定性はノーマルより低下した気がします。
もしかして、一定以上の高圧が掛かった時に、わざとエア漏れさせる事で初速を安定させる、つまり飛距離を落とす代わりに命中精度を上げる事が、マルイの設計思想だとしたら?
単に遠くまで飛ばすだけならともかく、ある程度正確に当てたいなら、多少のエア漏れは容認した方が良いのかも知れません。
若しくは、今の状態はシリンダー排気量に対して、インナーバレルが長過ぎる筈なので、負圧の発生による初速変化の影響なのかも知れません。
次回はインナーバレルをカットしながら、シリンダーとのバランスを検証します。
では今回はこの辺で。
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