東京マルイ VSR-10.Gスペック 50mシューティング銃 製作記#22 ピストン交換によりシリンダー排気量を増やして初速測定編

マルイVSR-10.Gスペック

前回までは・・・

加速シリンダーに合わせて240ミリまでインナーバレルを切り、初速を測定しました。今回は初速を上げる為にピストンを交換してシリンダーの排気量を増やす試みです。

早速バラします。
シリンダーから取り出した純正ピストンです。
今回組み込む予定のピストンです。
純正ピストンのブレーキロッドを
カットしただけの物です。
ピストンのパッキンは新品にします。
社外品です。純正は入手出来ませんからね。
セラグリスを塗ります。
ピストンとパッキンの変更以外は
前回と同じ状態です。

初速測定

前回と同じように各ホップで5発づつ計測します。

各ホップで5発づつ撃ちます。前回のブレーキロッド付ピストンでの計測値と比較します。

ホップ0

前回は67.98・64.85・66.56・66.64・68.01でした。初速変動幅は3.16でした。

今回は81.79・82.48・82.41・83.25・83.45でした。初速変動幅は1.66です。

久しぶりのオーバーです。どっちにしろ、いつも通り保管時はバラしますが。

ホップ5

前回は69.43・67.56・70.04・67.73・68.96でした。初速変動幅は2.48でした。

今回は82.15・81.88・82.43・82.89・82.50でした。初速変動幅は1.01です。

ホップ0と5は同じ傾向です。初速の大幅アップと安定性のアップです。

ホップ10

前回は71.74・71.85・72.21・71.81・71.38でした。初速安定性は0.83でした。

今回は81.18・81.01・81.39・80.08・80.41でした。初速変動幅は1.31です。

ホップ10辺りから初速アップが穏やかになり、初速安定性が低下しました。

ホップ15

前回は71.01・70.53・70.67・72.15・71.74でした。初速変動幅は1.62でした。

今回は77.20・78.56・77.70・76.89・75.75でした。初速変動幅は2.81です。

ホップ18

前回は67.93・67.97・68.58・67.25・68.53でした。初速変動幅は、1.33でした。

今回は73.30・74.63・74.38・74.95・74.17でした。初速変動幅は1.65です。

ホップ20

前回は69.39・69.22・68.99・69.52・68.67でした。初速変動幅は、0.85でした。

今回は73.83・74.08・74.72・73.40・74.15でした。初速変動幅は1.32です。

考察

思った通り、このバレルの長さだとシリンダー排気量を増やした方が、初速は上がるようです。

ただ、ホップ10以降は初速上昇が少なくなり、初速安定性も低下しました。

気密が低い時の症状に似ています。排気量が大きくなった事で、実圧縮比が高くなり、気密漏れを起こしている事も考えられます。

いくら初速が上がっても、強ホップ時の安定性が下がっては、長距離狙撃には使えません。

まずは今回、新しく投入したパッキンについて調べてみたいと思います。ノーマルとの差異があるかも知れません。次回の記事にします。

では今回はこの辺で。

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