前回までは・・・
シリンダーに加速ポートの穴を開けて、インナーバレルの長さも短く切りながら、初速を測り、だんだん加速ポートの穴を広げて行きました。
ここで問題発生。初速を測る時に初速のばらつきが大きくて測定がやりにくい!
この辺で、一度、初速のばらつきを抑えたいと思います。と言っても、これをやれば確実!と言う方法が分かりません。
そこで今回は、以前、リアルショックで試してみた時に多少の効果があった、シリンダー内部の潤滑油の変更をしてみようと思います。
このGスペのチューニング中、何度もシリンダーを分解する事を考慮して、洗浄しやすいシリコンオイルを使っていました。
それを取り敢えず、VSR-10のチューナーさん達の間では、比較的ポピュラーなセラグリスにしてみます。
作業開始
予想では、オイルよりも抵抗が増えるのでピストンスピードが下がり初速も下がる筈なんですが、気密は上がるので強ホップの初速は上がるか、ピストンスピードと相殺されるか。さぁ、どうなりますか。
初速測定開始
前回のシリコンオイルの時のホップ0での最低速62.40、最高速は63.25でした。何だか上がりましたね。初速安定性は悪化しちゃいました。
前回の最低速が61.66、最高速が64.90でした。ここも上がりました。初速安定性は少し改善しました。
前回の最低速が66.66、最高速が70.29でした。何故か少し下がりました。初速安定性は少し改善しました。
前回は最低速が67.24、最高速が71.24でした。少し上がったかな。初速安定性は、まだまだ悪いですね。
前回は最低速が64.42、最高速が65.65でした。初速は上がりましたが、初速安定性は悪化ですね。
前回の最低速は64.04、最高速は70.81でした。初速は大差なく、初速安定性が改善しました。
考察
こうして見ると、初速の増加は微妙な感じ。最大の目的だった初速安定性も、ホップによって良かったり悪かったり。
全体として見ると何だか微妙。極端に悪くなってはいませんが、この初速安定性では、まだまだです。
まぁ、現状では、まだバレルの方が長過ぎる筈なので、もう少しバレルを短くしてみますか。
これだけ予想を外しといて言い難いですが、当初の理屈では、バレルは長過ぎより、多少短めの方が、初速は安定する筈です。
この予想が当たる事を祈りつつ、次回、またバレルを切ります。
では今回はこの辺で。
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