スピードシューティング。ハンドガンの握り方2種類を比較してみた。

スピードシューティング

概要

今回は、ハンドガン(拳銃)でのスピードシューティングの際の握り方の話です。私は右利きなので左利きの方は文中の左右を逆にして読んで下さい。

スピードシューティングとは、

アメリカの実銃競技

ジャパンスティールチャレンジ(国内の早撃ち競技の最高峰)のステージの一つ

おなじみラウンジアバウト

こんなふうに5枚の鉄板をカカンカンカカンとエアガン(日本では)で撃って早さを競う競技です。

競技によってはハンドガンだけでなく、ライフルやショットガン、サブマシンガンを使える競技もあり、

初心者向けのPPSという競技なら、初めての方でも競技をしながら色々教えて貰えます。早撃ち競技に興味が湧いた、と言う方にはPPSがお勧めです。PPSについては公式ブログをご覧下さい。↓

20232月現在PPS基本ルール
レギュレーション○使用可能なエアガンのパワーは法規制内パワーのエアーガンであること○外部ソースまた...

2種類の握り方

ハンドガンの握り方には、いくつかの種類がありますが、今回取り上げるのはその内の2つだけです。

何で2つだけか?と言うとジャパンスティールチャレンジ(以下JSC)のトップシューターのお2人が対照的な握り方をされているからです。

1人はマック堺さん。マック堺さんについては前回のブログ記事「スピードシューティング、自己流での練習をおすすめしない理由」で早撃ち練習に役立つ動画と共に紹介していますので、特に初心者(私もですが)の方は参考にしてみる事をおすすめします。↓

スピードシューティング、自己流での練習をおすすめしない理由。
概要今回はスピードシューティングのヘッドショット(初弾撃ち:ハンドガン編)の話です。スピードシューティングとは、マック堺さんの動画に出て来る、5枚の鉄板を何秒で撃てるか?という早撃ち競技です。スピードシューティングの魅力この競技、かなり楽し...

サムス・フォワード

マック堺さんの握り方は「サムスフォワード」という、左手の掌をグリままップの空いた部分に密着させ、左親指は前方に伸ばすように添える方法です。

両手だとこんな感じ

右手はなるべくグリップの上の方を握ります。親指がセーフティレバーに掛かっているのは、ガバメント系の銃でスピードシューティングをする時にセーフティを素早く操作する為によく使われる通称「ガバ撃ち」です。

左手だけだとこんな感じ。本来なら右手の上から左手で包み込むようにカバーします。

サムスフォワードは現在のオートマチック拳銃の主流の握り方なので、マック堺さん以外にも多くのスピードシューターの方が使っている方法です。

もう1人は、鮫島宗貴さんです。マック堺さんの実銃競技動画にも出演されていたトップシューター兼銃器ライターの方です。

(後日追記:2021年、アメリカの実銃射撃大会で優勝されました。その時のツイートはこちら↓)

https://twitter.com/neki2011/status/1384041197069500427?s=21

鮫島宗貴さんのブログはこちら

アメリカ(海外)に向く日本人 | Muneki Samejima
僕はスポーツが好きだ。だが、どちらからと言うと競技その物の観戦ではなく、各種スポーツにおける名選手たちの考え方、取り組み方、歩んできた道に関心がある。

鮫島宗貴さんのYouTubeチャンネルはこちら

sharkshooter2011
Hi, my name is Muneki Samejima. I am a Writer/Photographer for Japanese publishers. I'm wrting about guns, shooting, competitive shooters and gun culture. I am ...

フィンガー・オン・トリガーガード

鮫島さんの握り方は「フィンガー・オン・トリガーガード」と言って、トリガーガードの前方に左人差し指を掛ける握り方です。

両手だとこんな感じ。

右手はサムスフォワードと変わりません。

左手はこんな感じ。これも本来は右手の上から包み込むように握ります。

この握り方は、よく「ブレを抑える効果はあるが、強いリコイルショックに弱い」と言われ、現代では時代遅れと言われる事もありますが・・・

鮫島さんが実銃競技で使っている方法だし、私も以前、グァムで実銃射撃をした時にやってみましたが、安定させ易いな、と思った記憶があります。

これは鮫島さんの動画ですが、フィンガーオントリガーガードでも練習次第でこんなに早く撃てるというお手本です。ノーマルとレースガンのドットの揺れ方比較なんかもあるし面白いですよ。↓

Japanese Air Soft Race Guns
Air Soft GunJapanese RaceGunsGunsmith: PAW WORKS

リボルバーは注意!

注意点として、実銃リボルバーの場合は、高温高圧の燃焼ガスがシリンダーの隙間から漏れるのでフィンガーオントリガーガードをやると左人差し指を火傷する事があります。

私がグァムに行った頃はそれを知らず、357パイソンや44マグナムのリボルバーでやってしまい、運良く「何だか熱ちぃな!?」程度で済みましたが、決して真似しないで下さい。

グァム実銃射撃動画はこちら↓

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後日追記

どうやら「何だか熱ちぃな!?」程度で済んだのは、ホントに運が良かっただけのようです。

最近になってこんな動画を見つけました。海外でリボルバーを撃つ予定、もしくは興味のある方は必ず見て下さい。私の真似は危険です。

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フィンガー・オン・トリガーガードの安定性

グァムの時は、エアガンも待っていなかった頃なので、握り方と言ってもマンガや映画を見て「拳銃ってああやって握るのか」と影響されていた程度ですから、ちゃんと練習した経験もありません。

それでも安定感を感じられたので、今思えば「フィンガー・オン・トリガーガード」は安定し易い方法じゃないんじゃないか?と思います。

また、「フィンガー・オン・トリガーガード」が”強い反動が苦手”については、思い当たるフシがあります。

以下、私がグァムで撃った銃の一部です。

スタームルガーMKⅢ(22口径)

グロックG17

M9

SPRINGFIELD ARMORY M1911 .45 LONG SLIDE

デザートイーグル.50AE


S&W M29-10 CLASSIC/6.5インチ

大雑把ですが反動の弱い順に並べてみました。

22口径やグロック、ベレッタなどの9mmパラベラムくらいまでなら、撃発後のマズルジャンプの時に跳ね上がる銃を押さえ込んで、すぐに次の照準の準備が出来たんですが、

45口径の1911、50口径のデザートイーグル、44マグナム、とだんだん反動がきつくなって来ると、グリップが右手掌の中で泳いでいるような感覚になりました。

すると横で見ていた射撃場の社長さんが「デカいの撃つ時はこうやってごらん」と、サムスフォワードを教えてくれました。

トリガーの5段階とは

その時、一緒に教わった「トリガー5段階」を意識してみると違いが分かる、との事で、社長さんのご厚意で銃を取っ替え引っ換えしながら撃ってみました。

もう随分前の話ですが、興味深い話だったのでメモしながら聞いたのを覚えています。

5段階とは、

1.テイクアップ:最初に軽い力でトリガーが動き始めるパート。
2.ウォール:トリガーが重くなって一旦止まるパート。
3.ブレイク:シアが落ちるパート。
4.オーバートラベル:シアが落ちた後、トリガーが更に後退するパート。
5.リセット:トリガーが前進するパート。

この5段階を意識しながらゆっくり丁寧に撃ってみると、サムスフォワードとトリガーオントリガーガードでは其々特性が違うように感じました。

両者の違いを大雑把にまとめます。

  • テイクアップ:両者の差は殆ど無いが、実銃の場合は、安全の為にある程度のストロークと重さが必要だと感じた。
  • ウォール:トリガーを真っ直ぐに引けていない場合は、トリガーオントリガーガードの方が、左右方向へのフロントサイトのブレが少ない印象。
  • ブレイク:空撃ちの場合はトリガーオントリガーガードの方が左右のブレは少ないが、反動の大きな銃(カートリッジにもよる)の場合は、撃発後のマズルジャンプがサムスフォワードの方が少ない印象。
  • オーバートラベル:マズルジャンプで銃が暴れるので、テイクアップと同様に安全の為にストロークが長めの方が安心出来た。サムスフォワードの方が、ストロークの感覚を感じやすい。
  • リセット:次弾のサイティング準備の段階なので、マズルジャンプが短時間で収束するサムスフォワードの方がサイティング開始までの時間は短い。

ところどころ当時のメモ書きが抜けている所もありますが、大体こんな感じだと思います。

改めてまとめてみると、撃発まではトリガーオントリガーガードの方が引きブレ、特に横方向のブレを起こし難く、サムスフォワードの方がマズルジャンプが少なく、その収束も早い、という事ですね。

エアガンの場合は?

ここでエアガンシューティングの場合はどうなのか?考えてみます。

実銃で一般的に使用される1番弱い弾は22LRや25ACP等の小口径弾です。(実弾については今回は簡単な説明に止めます)

ただし、弾頭重量は約2グラム、初速は撃ち出す銃にもよりますが、だいたい250〜300m/s前後です。

私のガスブロのハイキャパと比べると、22口径ですら弾の重さは10倍、初速は3〜4倍です。

実銃の反動は重い物を高速で加速させた応力を受け止めた反動です。

エアガンのガスブロは、スライドが前後動する揺れを受け止めた振動です。

なので実銃はガスブロと違い、撃発時に銃口を後ろに押されたような応力が働き、マズルジャンプして銃が大きく上を向きます。

たまにガスブロのキャッチコピーで「実銃並みの反動」と言う表現を見かけますが、実銃は”後ろに強く押されるだけ”、ガスブロは”軽めの前後動”という質の違うがあると思います。

ガスブロは前後方向の振動なので、理論上は前後動終了後に銃の向きは元の位置に戻ります。

ただ、実際には正確に元の位置には戻らないし、揺れが大きければ、収束するまでの時間も長くなります。

だから、JSCのオープンクラスのようなレースガンはスライドを軽量化したりリコイルスプリングを低レートの物に交換したり、振動が減るようにチューニングします。

こんな感じの格好良いレースガンは私も大好きで欲しいと思った事もありますが・・・

マック堺さんがよく動画内で「はじめはノーマル銃が良い」と仰られる事があります。初心者のスピードでは高価なレースガンのメリットを享受できない、という意味だと思います。

私も以前、高価なレースガンを借りたのに自分のノーマルガンとタイムが変わらなかった、という経験があります。

おっと、話が逸れました。握り方の話でしたね。

練習後の感想

ここから先は、ハイキャパを使い、サムスフォワードとフィンガーオントリガーガードの違いを意識した実射練習を毎日400〜1000発、1ヶ月程行った後の感想です。

ガス代をケチる為に圧縮空気で撃っています。圧縮空気仕様の記事はこちら↓

ガスブロを圧縮空気で撃ちたい!vol.1 ジャパンスティールチャレンジに憧れて編
概要今回から、新シリーズ「ガスブロを圧縮空気で撃ちたい!」を開始します。今回の入門編はvol.1からvol.7の全7話です。宜しくお願い致します。今まで、ウチにあるガスブロ、マルイのハイキャパとデトニクスを134aフロンガスで撃っていました...

練習内容は、殆どが初弾撃ち、或いは2枚撃ちです。2枚撃ちはPPSのHi-Touchの練習も兼ねて。

使った的はフロンティア製スティールターゲット。精度練習の為の8センチとスピード練習の為の15センチを主に使いました。

ゴム紐で吊るし、鉄板の音が心地良く響くようにしてあります。良い音を出すコツは剛性の高い板(肉厚の話)を使う事と、音源である鉄板の微振動を妨げない事です。

ハンドガンで引きブレを起こすのは、トリガーを真っ直ぐに引けていない為に、斜め方向に引いている場合が殆どだと思います。なら、ライフルの先台みたいにトリガーガードの前側を抑えれば横ブレは抑えらる、と言うのがフィンガーオントリガーガードの理屈だと想像します。(違ってたらすいません)

勿論、真っ直ぐ引けるように練習するのが本筋ですが、これが上級者でも苦労する程、一筋縄では行かないので苦肉の策という所ですかね。

一方、フィンガーオントリガーガードでは左手が前方にずれる為、左手掌でのグリップの把持が弱くなり、リコイルによる揺れと銃自体の重さを支える力が弱まるので、サムスフォワードより右手の負担が増えます。

因みに、どちらの握り方でも、右手は軽めに握ってトリガーに集中、左手でギュッと締め付けて銃をしっかり固定する、という左右の力配分は同じです。

ホルスタードローの時も同様で、特に右手はリラックスしている方が、動作がスムーズになる気がします。試合だと緊張しちゃうのも分かりますが。

フィンガーオントリガーガードでは、このように左手の母指球と小指球の間に隙間が出来易い気がします。

ただし、手が大きい人、またはトリガーガード前端〜グリップ下端の距離が短い銃の場合は、練習次第である程度は改善出来そうです。

サムスフォワードでは上記のような隙間が殆どありません。(私の手の場合ですが)

実際に撃ってみるとサムスフォワードの方が右手が左手に強く抑え込まれている感触があり、手と銃の密着感は強いです。

撃発前のサイティング時のエイムの合わせ易さはフィンガーオントリガーガードの方がピタッと安定する気がします。

ただ、撃発後に前後サイトの位置の乱れが少なく、すぐに次のサイティングに入れるか?と言う点では、サムスフォワードの方が優れているように思います。

また、ホルスタードローから左手を添える際、フィンガーオントリガーガードでは、左の人差し指だけが他の3指から離れる為、早くやろうとすると握り損う事が何度かありました。

この点ではサムスフォワードの方がミスが少ないかも知れません。勿論、練習次第なのは言うまでもありませんが。

ハイキャパ以外の銃では?

同じ握り方でもグリップ形状が異なれば握り心地も変わります。極端な例ではこれ、

デトニクスだと私の手では右の小指は完全に浮きます。

サムスフォワードだと左の小指も浮きます。

それならフィンガーオントリガーガードの方が安定します。ただ、普段から慣れている握り方から急に変えても違和感の方が上回るでしょうけど。

デトニクスは、敢えて不安定な短いグリップで、掌の中で銃が暴れる感覚を楽しむ銃です。(ガスブロの場合)

コンシールドキャリークラスの上位を狙う場合を除き、不安故の楽しみがあると思います。

以前撮ったデトニクスの動画はこちら

東京マルイ デトニクス - YouTube
大切な〇〇は隠しましょう。

マルイのエアコキ1911の場合は違う問題がありました。ハイキャパと同じようにサムセーフティに親指を掛けて「ガバ撃ち」しようとするとトリガーが引けない事が何度もありました。

原因はグリップセーフティでした。「ガバ撃ち」をすると母指球でグリップセーフティを押す力が弱くなり、グリップセーフティを奥まで押しきれていなかったのです。

同じシングルカラムのMEUピストルやハイキャパのように、グリップセーフティに突起が付いていれば、突起により奥まで押し込めるので問題ありません。

以前撮ったエアコキ1911の動画はこちら

東京マルイ コルトガバメント エアコキ18禁 - YouTube
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まとめ

ハイキャパでの実射練習後の印象としては、フィンガーオントリガーガードの方が、早く握ろうとした時に正確な位置で握るのが難しい、と思いました。

特に難しいのが、左人差し指はトリガーガードの前側をしっかり保持しつつ、左手掌での密着度もキープする事。この両立が難しいと思いました。ゆっくりで良いなら何とか出来るんですけどね。

サムスフォワードの方が、多少であれば位置がズレても影響が少ない印象です。言い換えれば、フィンガーオントリガーガードに比べれば少ない練習量で正確に握れるようになるし、更に練習すれば早く正確に握れるようになるんじゃないかな?と。

正確に握れた時の精度はフィンガーオントリガーガードの方が高いと思います。それを早くやるのが難しいんですけどね。それが出来る鮫島さん、どんな練習量なんでしょうね、想像出来ません。

ただ、精度については、右手の引きブレが殆ど起きなくなるまでトリガーの引き方も練習すれば、サムスフォワードでも良いのかも知れません。一長一短ですね。

約1ヶ月で、初弾練習・2発練習だけで結局4万発弱撃ったと思います。

おかげで腱鞘炎になりました。治るまで暫く練習は休みます。治ったら再発予防の筋力強化でもしようかと思っています。

その間に、ハイキャパの消耗部品も交換します。流石にあちこち擦り減ったでしよ。

追記

ハイキャパを掃除してみたら、パーツが破損しているのを発見しました。写真中央の銀色の部分が欠けています。

どうやら、マグチェンジする時にマガジンと該当パーツがぶつかっていたようです。

多分、この52番のインナーシャーシだと思いますが、今の所、普通に撃てるので取り敢えず放っておく事にします。マガジン挿入はゆっくりやった方が良いのかも知れません。

今回の1番の発見

今回の1番の発見は、実は握り方の事ではありません。

1番の発見は「練習方法次第で楽しさが変わる」事です。

前回の自己流練習の記事を書いて以来、シューティングタイマーを使わずに”遅くても良いから正確に動く事”を意識して練習していました。

すると、同じ動作を何千回もやっている内に、感覚が研ぎ澄まされて来て、自分が綺麗に動けたか?が、だんだん分かるようになって来ました。

綺麗に動けた時は、力みも無く、銃の移動は最短距離、弾は鉄板の中心付近に当たるので、着弾音もキィ〜ンと澄み渡るような気持ち良い音がします。

それが出来た時の爽快感!

ただタイマーの数字だけを求めてバラバラな撃ち方をしていた頃とは違い、自分で銃をコントロールしている達成感があります。

その時に実際に早いのか?は、タイマーを使わないので、分かりません。また、タイマーが駄目だと言っている訳でもありません。指標として必要ですし。でも、撃つ事を楽しいと思える工夫は何より大切だと思います。

今回の握り方の比較や感じた事はあくまでも私の主観です。もっと上手い人や運動神経の良い人なら違う感じ方をする事もあると思いますので、参考程度と思ってもらえれば幸いです。

では今回はこの辺で。

以前撮ったハイキャパの動画はこちら

東京マルイ ハイキャパ5.1 - YouTube
早く撃つのは銃だけです。

ハイキャパに関するブログ記事一覧はこちら

マルイ.ハイキャパ5.1
「マルイ.ハイキャパ5.1」の記事一覧です。

マック堺さんの最新版シューティング動画「ホルスタードロー入門」はこちら

YouTube
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東京マルイ.ハイキャパ5.1をAmazonで見てみる↓

https://amzn.to/3gmEfrJ

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コメント

  1. ニコジェイ より:

    記事をたいへん興味深く拝読しました。

    ところで、レナ・グリップをご存知ですか。
    これはUSPSAチームSIG所属のプロシューター Lena Miculek (ジェリー・ミチュレックの娘)がやっている独特なハンドガンの持ち方です。
    https://www.youtube.com/watch?v=vD4AIWIXiBI
    ↑この動画でその説明が、
    https://www.youtube.com/watch?v=F8MvKIiXC2M&t=20s
    ↑こちらでは射撃シーンを見られます(後半にホルスタードロー登場)。

    レナは、
    Every Single time I go to the range, I try new things looking for a better way to be a more complete shooter. The key to success is to never stop learning.
    (射場へいくたび、新しいことに挑戦して、より完璧なシューターになるためのより良い方法を探しています。成功の鍵は学習を決して止めないことです。)
    と語っていまして、彼女を見ていると射撃に関する様々な研究のモチベーションが上がります。

    そんなこんなで射撃には、探求する楽しさとロマン(DJKOOさん)がたくさん詰まってますね。

    • odaryuji より:

      コメントありがとうございます。
      ご紹介頂いた動画を拝見しました。

      レナ・グリップは存じませんでした。トリガーガードに中指まで掛けるんですね、興味深いです。

      先程、ハイキャパをレナ・グリップで握ってみたら、私の指が太くて中指がちゃんとトリガーガードに掛かりませんでした。

      指が細い人が反動の強すぎない弾で使うなら、ブレ難いと言うフィンガーオントリガーガードの長所がより活かされるかと想像します。

      レナさんの射撃に対する真剣さ、一番嬉しいのは、ミチュレックさんかも知れませんね。
      動画を見ながらミチュレックさん目線で見てしまいました。

      自分が目指したロマンを我が子が夢見てくれるなんて、言葉にならない嬉しさだと思います。

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